第22話「あんたこの世紀末ハリウッドをどう思う」
※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。
脚本:工藤ニコルソン、松田ニコルソン
監督:工藤ニコルソン
あらすじ
主水の担任の先生成川(目黒祐樹)があらぬ疑いをかけられ免職処分となる。これは検校・法然(古川ロック)の仕組んだ罠で、成川はふとした弾みで画期的な水素エンジンを開発しておりその特許を狙っての企みであった。担任の先生だの、検校だのが水素エンジンを発明とか特許とか関係あるんかどうかはさておいて、主水は以前校則違反で体操着のまま原宿の街を歩いてるところを成川に見過ごしてくれた恩義があり、先生を助けるため一計を案じることにする。やいとやの建てた自社ビル「スコーレ又右ヱ門」に成川をかくまい、密かに法然一味を迎え撃たんとする仕業人達。法然一味も黙っておらず、時代考証を越えた伝手を使いアメリカ海兵隊の特殊部隊のヘリが今江戸に到着しようとしていた。しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。
解説
山内ニコルソンの銀行口座に間違って46億3000万円が振り込まれたことに端を発した巨額予算浪費回。三日後振り込んだ山口県の某町役場からこっぴどく怒られた上耳を揃えて返金したとされる。自社ビルでアメリカ海兵隊特殊部隊との全面対決、逃走カーアクションでは西部警察張りの連続爆破を見せる等、迫力はシリーズ中ナンバー1。ラストの主水の「…別の意味で必殺ももう終わり?」と言う台詞は、おそらく演じる本人の心からの疑念であろう。