JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

第18話「あんたこの新しい夫婦の在り方をどう思う」

※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。

主水、海底人と戦う

脚本:保利ニコルソン
監督:長嶋ニコルソン

あらすじ

 昨日もビーナス屋の売り上げはほぼゼロ、オケラの身分で景気づけにと嘉吉が花見に向かった先に人だかりがあり、そこには死体が転がっていた。身元は回船問屋・伊勢屋の一人息子周吉(暗黒生命体)と判明するが、そこにりゅうちぇる(IZAM)が何故か現れ新しい生き方を模索するため夫婦関係を終了しまう。これがSDGsでグローバルスタンダードなポリティカル・コレクトネスの在り方か、許せねえとアジトに集結して気勢を上げる仕業人たち。何気に手に取ったスターバックスの抹茶ラテが紙ストローだったのにさらに怒りがこみ上げ、捨三は早速人類すべてを始末しようとスーパージェッターに乗り込むが、しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。

新しい価値観にアップデートしつつSDGsがエコでノンカーボンなりゅうちぇるを熱演するIZAM(右)。

解説

 この回に限り出演者全員が顔に役名をペイントしているが。これはこの回を監督した長嶋ニコルソン氏の意向によるもの。「長嶋ちゃんはね、本当に名前が覚えらんないの。一度子供三人見学に来たけど、『かずしげ』『まさおき』『みな』と全員子供にも名前書いとったわあ」と書籍「必殺シリーズ9000年史」インタビューで桜井ニコルソン談。IZAMの捨て身のりゅうちぇる力演が印象に残る。人生何回目かよってくらいの良きパパ演技シーンはまさに必見。

金星南半球の言語で書かれた名前のペイントで楽しそうな出演者たちのオフショット。