第13話「あんたこのハゲデブのハーレムをどう思う」
※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。
脚本:ドブ沢ニコルソン
監督:大熊ニコルソン
あらすじ
やいとやの診療にたまに現れる、源ベエ長屋に住むという風来坊の左平次(森田健作)は実は幕府の隠密だが大変な放蕩家で、徳川家康・豊臣秀吉・織田信長(かまいたちとピエール瀧)の運営する高利貸しからの返済に追われていた。手柄を焦るあまりのなりふり構わぬ探索行動により、同じ長屋に住むおそめ(柏木由紀)は地下アイドル活動を無期限休止してしまう。これを知った北朝鮮国家主席金正日(久保田まさのぶ)は、怒りと悲しみのあまり息子の正恩(内田裕也)を日本に向け派遣するがそこは何と主水の通う女子高。入学したのはいいけれど、周りは全員女子のなか三年間、ボクはオトコノコとバレないように、これからどうすればいいの…?しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。
解説
今作からシリーズに参加したライターの一人で、難関突破劇を得意とするドブ沢ニコルソンの脚本。ドブ沢ニコルソン氏はドブ沢ゲル美氏の実弟で仲は最悪らしく、監督大熊ニコルソンは脚本通り嘉吉を十字架に磔にして京都山中に放置している。ラストの風呂場でよくわからない怪獣四体が泡をふくらませるシーンはシリーズ中一二を争う美しい映像となった。ギロを主体にしたレア劇判曲も華を添えているが、サントラ「必殺シリーズ全集2422・新必殺仕業人」には未収録。なおこの回に限り捨三が裸。