JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

第48話「あんたこの総理大臣官邸をどう思う」

※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。

主水、ゴルゴと対決する

脚本:ドブ沢ニコルソン
監督:大熊ニコルソン

あらすじ

 嘉吉の旧知の友で、今は沼木藩勘定方の尾形パンサー之介(アタック西本)からもたらされた五百両仕事に備えるため、ましらの八十吉(黒部進)、野火止用水の利吉(森次晃嗣)、カウンタックの勘助(小泉純一郎)などの助っ人を呼ぶことにした仕業人たち。しかもこの3人は全員しみったれで貧乏くさく、かつ遠いところの敵を倒す技を持っているという仕業人としての頼もしさを持っていた。この予想外の大人数で前打ち上げとしてバーベキュー大会を開きつつ、的の沼木藩を未曽有の危機の陥れているロブスター型怪人(エリック・ガニエ)を倒す作戦会議が始まり、よくわからない投石機・鳩に当てる豆鉄砲・住民監査請求としょぼい飛び道具しか持ってないことが判明した3人はそそくさと退席。がっくりとうなだれる仕業人たちは、今回もやはり500両は獲得できないのか?しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。

三人の自称助っ人たち。全員Twitterの「#徳川幕府気持ち悪い」タグを見て応募してきた。

解説

 スタッフの慰安旅行をそのまま撮影しただけの作品、と脚本の冒頭には記していたもののそこはやはりドブ沢ニコルソン作品で、巻末には金箔押し印刷を施してまで「大熊君、今度こそ嘉吉を500両の下敷きにして圧殺」とのト書きで締められていた。BGMは「ヒロシのソロキャンプ動画っぽく」という桜井ニコルソンの指定で、シャレオツな音楽の追加発注を渋々請けた平尾ニコルソンが適当なボサノバに合わせて「ラブレター・フロム・カナダ」ぽい曲を20分くらいダバダバ歌唱、サントラには未収録。

バーベキューにはたくさんの自称助っ人・ニコルソン・その家族が押し寄せ、適当に肉を喰らったり持ち帰ったりで大いに盛り上がった。

次回予告

神風が吹くまでのことはもうなかった。取り残されてさまよう江戸の街、未来人に強いつながりを求め、告知がバインバイン来るようになりました。次週新必殺仕業人、ご期待ください。