JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

たま(あくまで本物に近いにせもの)

 コピーバンド大会のたま、壮絶だった。
 もちろんボーカルは残念ながら遠く及ばなかった。これはだってしょうがないよ、あのメンバーが一番脂の乗ってた頃のボーカルを聞いて育ったんだもん。知久さんだって今、「鐘の歌」のラストは調子がよくないと出せないそうだもの。

 もちろん凄かったのはその演奏能力。石川さんのパーカッションセットの完全再現とあの間を埋める無駄かつリズミカルな動き!!足踏みオルガン!!直立不動の手引きベース!!ギターを弾く知久ボギーの目線の泳ぎ!!音、たたずまい、完璧にたまだった!!おそらく桶はあれ、確か博多で買ってたといってたから本物と同じとこから調達したんじゃないのかなあ・・・。

 最前列で体育ずわりして「たまを歌う夜」仲間のてっちゃん・パトラ女史と3人で肩を寄せ合って合唱につぐ合唱。ビブレホールを、住吉能楽堂を、色々思い出した。泣けた。

 (下の動画はアップしたその日に震災が起きて、全体公開をためらっているたまを歌う夜の「かなしいずぼん」)
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 写真なんか一枚も撮る暇ねえ。


 たま終演後漢方先生と
 「筋肉少女帯やるんなら俺オーケンやる。慢性鼻炎じゃないとあれはできんし」
 「人間椅子の和嶋モノマネの極意」
 で異様に二人で盛り上がる。
 コピバン大会の肝は、「次はアレやりましょう」話が延々バックステージで続くことだと思う。これで生まれる出会いって正直大きいと思うし、来年もやって欲しいであります。しかしオーケンはいつか挑戦したい。

 まあでも、宇宙サービスでやれて実際このオファーにこぎつけそうなのは電気グルーヴなんだろうなあ。それはそれで何かの形でもいいので実現させたいなあ。CGも含めて。


 そんな二人の会話中歌ってたニカウアクセルローズは、もはやコピバン大会におけるモノマネ選手権の清水アキラ御大のような輝きだった。ボギー知久はそしてコロッケなのかもしれない。そしてチャゲアスの人々はもはや「クイズタレント名鑑」行きだろ!!

 エレカシは、「一度聞いてみたいけどなんか機会ないまま過ごしていまさら恥ずかしい」って感じのバンドだったのでですね、いい入門になったかもしれない。


 地味に来週のラウンジ用のTシャツ買った。
 風子参上TシャツとほむほむTシャツを真剣に悩む。Lサイズがなくほむほむ断念。
 知り合いの娘の名前が風子と判明!!ビバローテンション!!