JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

今年2度目の無力感

 一つ目は嫁の手術。
 二つ目は・・・。

 以前福岡西方沖地震のとき、数分後のライブカメラの映像を見たら海岸べたを車がのんびり走ってた。
 津波警報は一切出なかった。実際津波も発生はしなかった。出ていたとしても、伝わっただろうか?
 
 おそらくそのタイミングで津波が来たっぽい。

 遠い街の自分達には、どうすればよいかわからない。
 あの人は大丈夫か、とか、そんな言葉しか出ない。

 無事を祈ろう。それくらいしか出来ない。
 そして自分の今の本業は「防災」に関わる仕事で、まさにこんな出来事に備えるための地味な仕事を日々こなしている。
 想定をはるかに超えた災害が起こる度、やはり徒労感を感じる。

 この無力感を埋めるべく、4月1本ライブを入れたくなってきた。
 自分に出来ることは何も無いわけじゃない。