俺たち鬼の末路
必殺は正統時代劇に対するB級グルメ、ってのが昔からの見解。いや、この回はいい意味でも悪い意味でもそこが際立ってたんじゃないでしょうか。
脚本は、そんなにひねくれたことはせず一本道。
演出に関しては、時代劇というファンタジーだからこそ出来るようなエグい描写をポンポンと平気でやっちゃってて。いまや夜9時なんてゴールデンタイム。そんな時間に井上和香の足なめる親父だぞ。
二人がかりを丁寧に演出、という殺しのシーンはなかなか見ごたえが。ただ、これは匳の殺しの型が確定してからやって欲しかったか。もっと決まっていたと思う。
この回はソツがなさ過ぎたかな。
正直、期待してなかった分楽しめた、の魔法が切れてきて、この回は及第点なはずなのに食い足りてない気がします。
もっとサブタイの、「異常愛」分が欲しかった。「鬼の末路」のようにもっとあの森島の狂気に食い入れたはず・・・って、あそこまでがやっぱ限界か。
ところであのストーカー、単なる同時発生なのね!!凄い投げっぱなしだなあ。
俺は、昨日のことは一生忘れんよ。
スポやん、あんた最高だ!!
※この日記書くのに3回長文を書いては消しした。
この2行にはたくさんの身の上話が含まれてたりとかなんだとか。
何故そう思ったかはぜひ「必殺仕業人2009」を読んで欲しい…とか書いたら、俺の昔のバンドメンバーの、押し付けがましい広告っぽいよな(苦笑)。