大阪道中記(4・最終回)
大いなる廃墟・フェスティバルゲート最上階は熱狂の渦!
で、早速じった君、カジ君に会い大阪ってのを一発で忘れた。ノントロッポでさんざ踊り狂い、「ナイト・オブ・トロピカリア」で名物の胴上げ。ふと足元を見ると眼鏡が落ちてるじゃないか。思わず眼鏡を拾って「こいだいんと!」と叫んじゃった(苦笑)。「これ誰の?」って意味ね。
その後ハードオフと長崎のバンド(名前失念)で口あんぐり、爆笑。後者は「なぜこんなこと考えつくんだ?そしてやるんだ?」って感じ!ステージ上に円を作ってツインドラム、一人のドラムは客席に背を向けてる!!「勢いだけで、15分くらいで終わっちゃうのよ」というボギーさんの解説通り潔く終了!!
で、さすがに宿を探そうってんでカウンターで、軽口で「宿探しですわ〜」と話したところ、いきなり「それなら」と安宿を紹介してくれました!!
その向かった先がスゲエとこで。
丁重にお礼をした後チェックイン、荷物を置いてコンビニに出ると、高校の時に無理強いして観せられた「時計仕掛けのオレンジ」みたいな世界が広がっておられました。宿の横にはよくわからない(以下自主規制)、なーんか大学卒業後すぐに行った震災後の神戸のドヤ街を思い出しました。まあ、あれに比べたらたいしたことはなかったけど。
しかし、さすがに畳に布団というのはありがたかった!ありがとうございました!
一応、何事もなく朝を迎え、次の日は北野君と待ち合わせ。
朝、チェックアウト後に宿すぐ近くの駅改札口にて北野君を待とうとするも。気配はなんか薄暗くて怪しく、嫌な予感がして周辺地図を見て・・・!!!!!
恐れをなし、昨日のフェスティバルゲート地下の改札口に移動。丁度開店の時間だったらしく、
「開店の準備はできていますか?商品は、並んでいますか?フェスティバルゲート、スタートです!」
なんてアナウンスががらんどうのフロアに鳴り響いて、テナントのコンビニに向かうと地べたに座るあまりよろしくない人々。うーん、昨日人気のないあそこを通ったのって本当はかなりやばくなかったのか?
そうこうしているうちに北野君到着。
その後はのんびり新世界〜日本橋〜なんば〜千日前とQMA、散策。
日本橋では課題図書(苦笑)を購入。あんなにどの店でも店頭でデモやってたら買いたくなるわ、らき☆すた。
後は・・・内緒だ!!
・・・で、ボクは実はですね、期待してたわけですよ。
福岡に人が来たときの俺たちの一番のもてなしは、地元の人が口コミ情報で知るような、本当にうまいとこにつれていってもらうということに。それも、うどん屋で。
で、北野君のお薦めとして行った千日前のうどん屋「かすうどん」がもう感動!!
すじ肉を細かく切ったものを揚げたのが入っているのですよ。
福岡のうどん屋で肉の入ったものがあたしゃあまり好きじゃなくってね。あまり出汁と喧嘩しない程度の味というのにはなかなか出会えなかったのですが、ここは素晴らしい!!
そんなこんなでおみやげ買い、タイトースペシャル校に足跡残し、北野君とは梅田で別れた後しんやくんに忘れ物を届けてもらって(多謝)、新幹線で帰福。本当に3泊4日の間人に助けられっぱなし!!ありがとうございました。