第31話「あんたこのぬいぐるみの木崎をどう思う」
※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。
脚本:野上ニコルソン
監督:工藤ニコルソン
あらすじ
座王の鬼・西田(パンサー菅)による非道を江戸中に知らしめるべく立ち上がったベジータ(R藤本)とベジータの妹ベジ美(エルフ荒川)。しかしベジータはモノボケで、ベジ美は大喜利でそれぞれ密かに消されてしまう。木崎(祇園木崎)は西田の非道を記した瓦版を嘉吉に託しぬいぐるみ対決に挑むも無惨な結果に。しっかりしろい、という流れで嘉吉が鬼殺しの仕事を請けるも、座王獲得回数58回・通算勝利数200勝以上を誇る強敵・西田をいざ仕置きとなるとやいとやと主水は及び腰。別口で仕事を請けたと思しき西田を狙う同業の殺し屋連中(ガッツ石松、江藤智)が、映画必殺でよくかかる派手なあの音楽に乗って彼に挑みかかるも、鬼の放ったビームによって全員女装。徳川将軍(千原ジュニア)は机を叩いて大爆笑…しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。
解説
殺し屋連中を演じたガッツ石松と江藤智が強制女装させられるシーンでは、お約束の鏡の前で「…これが…あたし?」演出がシリーズ屈指の見どころ。必殺らしい影を用いた映像美と相俟って多くの殺ヲタや大きいおにいちゃんたちの性癖を歪ませる結果となった。石原ニコルソン渾身の演出である。鬼と嘉吉の一騎打ちによるモノマネ対決は審査委員長鳥居耀蔵(岸田森)が8回ものドロー判定を出し、疲労困憊のドブ沢氏の渾身の福岡タレント栗之介のモノマネ「いやー、死ぬかと思ったバイ!」で決着をみた。