JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

第25話「あんたこの底辺レスバトルをどう思う」

※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。

主水、お米券進呈におびえる

脚本:田上ニコルソン
監督:松本ニコルソン

あらすじ

 その情報の早さは江戸では一番と評される広め屋の長次(梅津栄)の瓦版だが、「怪しげな壺を売って老中水野様に取り入った」などの安易な世相を斬ったようなガセネタによって大工の政吉(林隆三)一家が焼き討ちにあってしまう。全ては蘭学塾「もりかけ庵」の麻生十兵衛(アベフトシ)の差しがねであり、美しい国日本をとりもろつための陰謀であった。政吉の依頼を受けた仕業人たちは早速、長次のツイッター垢を荒らしにかかるものの予想外にファンネルが多く、「アンチ乙www」「これだから情弱は」と多勢に返されてしまう。続く低レベルの論破合戦に、視聴者の共感性羞恥はぐんぐんMAXに。そして肥え太るまとめサイト・俺的ハムスター屋の玄蔵(デッカちゃん)…許せない!しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。

世間の仕打ちに憤る大工の政吉(林隆三・写真左)。

解説

 今作で使われた嘉吉のアカウントは演者のドブ沢氏が実際に使っていたもので、放送後みるみるうちに炎上し閉鎖された。あくまで演技とは語っていたものの、スクショを使ったエアリプやブロックを駆使した通知のいかない引用RTなど、荒らし行為について大変手慣れ過ぎている。なお、この回より主水の間借り人にタイガーウッズ(本人)が登場。急遽のキャスティングだったため本人は何も聞かされておらず、初回のセリフは明らかに翻訳したらマズい感じの英単語だった。

肖像権の関係上スチール写真はAIで作られた遠巻きのものしか残っていない。