JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

11/15ラウンジサウンズ!!

11/15(火)「ラウンジサウンズ」
at VooDooLounge
open19:00 start19:30
ticket 1500円+1ドリンクオーダー

1)Fake doll Nott(19:45〜20:10)
〜宇宙サービス〜※サブステージ
 2)PARAELE STRIPES(20:20〜20:45)
 3)THE LIGHTNING DELIVERY`s(20:55〜21:20)
 4)GalapagosS(東京)(21:30〜21:55)
〜宇宙サービス〜※サブステージ
 5)モノラルセンス(22:05〜22:30)

 今年4月に対バンになった、GarapagosSさんとの再会です!つか、あのときのお客様方にお礼が言いたくて、ブッキングしてもらいました。ボギさんには感謝。

 ちょっと大変なことがあったりしまして、嫁と自分の癌闘病についてお話をする機会があったりしたのですが、
 「嫁に内緒で癌闘病日記書いてたけど、ほっといてね?」
 ってことを一部の人から言われるかもしれないなあ、と気付く。
 実際のところ自分は何もしてなくて、嫁が勝手に回復したという感じで、自分は本当に何も出来てない。
 嫁の家族の多大な尽力もさることながらだ。自分に出来る最大限として
 「嫁に心配されない日常を送る」
 ことを本当に心がけた。

 自分は嫁退院後、嫁日記を極力書かないよう、日常の日記を連ねるようにした。
 実際嫁、自分の日記の一番の読者なんですよ。
 「ああ、あの時ちょっと書いてたね」とか。言ってくるわけ。
 大体俺、日記10年ネットでつけてるからなあ。嫁がリアルタイムで読むようになったのは、きゃつがケータイでmixi見る様になってからだけど。どう考えても、俺の感情の揺らぎなんかを見破れるようになってると思うんだな。文体で。更新状況で。ことばで。
 嫁が自発的に「生きよう」と力をひねり出さなくちゃいけないときに、嫁の足を引っ張りたくなかったのです。

 ライブのオファーもちゃんとこなそうと考えた。
 「私の所為で・・・」という心労だけは起こさないように心がけたかった。
 そんな苦しさのなかから光明が見えたところでのライブが、前回のGarapagosS来福時のラウンジサウンズ。出るのにも相当悩んだんだなー。結局返事が遅れて、ブッキングのボギさん苦肉の策のアイデアでのサブステージだったのでした。
 あのときのお客さんの声援が一番嬉しかったのだよ。うむ。

 しかし日記の続きを書かなくちゃなあとも思っています。
 癌に罹った人に、それなりの勇気と体験談を授けられるのであればそれも有りなのかなあ。
 書きかけの日記を、続きになる部分のことを嫁と思い出しながら。


 あー、そうそうこんな日記書いておきながら、ライブは今回もフロアを大衆演劇場に変えますよ!!
 ビバ40前の男たちによるシケた演技!!

 練習中、てっちゃんと風原が「それだけはやめて!!ダサいから(※本番ではむしろやってね、晒し者的意味で)」と絶叫しまくったあの曲は果たして成功するか!!乞うご期待。

 ***

 そうそう、実際嫁の病状なんじゃらほい、と聞かれると
 「本人は異常はないって言うし、手術の話も医者はしないって言ってるし、嘘ついてたとしても本人は動き回ってるし家族への医者からの呼び出しはないし、逆に医者が入院しちゃうし(本当)」
 で、最初の診断状況はというと
 「がんステージ3のDで、ステージ4の一歩前だった」
 という洒落にならない状況だったわけですよ。

 嫁がきょとんとしていたので、そこで話。
 「最終面の前の面のボスが強くて難儀してたんだよ、お前の癌」
 凄く納得していた。
 ありがとう、3面ボス。