JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

ラウンジサウンズスペシャル

 お越し頂いた方どうもありがとう。
 新人たまきおの舞台度胸に「ドヤッ!!」ってなった。
 もちろん新人だけに、舞台の神は彼に試練を与えたのかかなり激ヤバのミス連発。
 1曲目のゴーレムさん歌い損なってたもんな。

 風原もてっちゃんもすさまじいカバーリングだった。
 久しぶりに似顔絵描きやって失敗しなかったなー、とか。
 なんだかんだで全部のエッセンス詰め込めたなー、15分でとか。
 セットリスト見たら7曲やってたなー、とか。
 15分?マジか?アレで?

1 宇宙サービス
2 GOLEM ASSHOLE
3 ニートかぞえうた
4 アミバ
5 ユースレスガバキック
6 俺の半減期は35年
7 いい大人

 終わった後の風原の表情が晴れやかだった。そういえば「いい大人」で締めたラウンジサウンズは何年かぶりだ。この曲でちゃんと締めるには力量要るんだな、それだけの力量がついたんだなあと思うと感慨深い。

 ライブ、しょっぱなのはら☆わた。
 彼らは大耳ネットワークの最後輩に当たる世代だ。その彼らがとてつもない演奏を見せていて、負けられなくなってしまった。東京あたりだったらたちまち変な商売人が揉み手でやってくるだろうよ、アレ。気をつけなよ。

 DHMOは要反省材料が全くない仕上がりに。こ、これはある意味いただけない。反省してこそのDHMOではないのか(苦笑)!

 gigandect、DELTASと若手世代のミュータント的存在が続く。
 20代は孤高な人が多い。
 この日のgigandectはアングラっぽさが抜けて、独りよがりを捨てた分身軽に振舞えていてとっつきやすくなっていた。半年の間に何か得るものがあってそうなったのだろうか。

 nontroppoも気合が入っていて、「プラカラーオーバードーズ」の超高速ラップにてっちゃんが感動してた。てっちゃん、今更ながらnontroppo未見だったのよ(苦笑)。
 「赤い彗星」の後半のベースが好きで、網膜剥離(!)で離脱のノンチェに代わるサポートのゆうぴーに
 「あの『あー、夕焼け』のあたりのベースがスゲー好きなんですよ」
 って話をしたら
 「え、あそこ夕焼けって歌ってたんだ」
 本当にギリギリで練習して、本当にいっぱいいっぱいだったんだなあと。スゲエや。

 ドラびでお、もはやドラムを叩かなくなってました。
 この人の芸はもう安心です。相変わらずヒデエ。

 トリのプラプラピンキー、気分悪くなって半分くらいしか集中して見られず。
 その野太い音圧にクラクラ、オーラスはキラキラ、スゲエ。

 打ち上げで天狗・たまきお・一楽さんと色々貴重な話。
 「サザエさんのやつ、ヨーロッパじゃ受けんやったよ」
 そりゃそうだ、輸出してなさそうだもんなあ。
 「ヨーロッパ人、らんまスゲエですよ」
 「らんまってあの『らんま1/2』?」
 「あれ、ヨーロッパ人がはじめて体験したエロアニメみたいなものらしいですよ。裸とかやたら出るし」
 「おおー」

 これから一楽さん、ヨーロッパツアーが待ってるらしいのですが、もし新作にらんま物が入っていたら自分がけしかけた所為です。いや、実際熱狂すると思うよ、年いったヨーロッパのオタク。

 打ち上げ終わりでボギさんに挨拶しようとしたら、井上さんの横で腹話術人形みたいになってた(苦笑)。ハードスケジュール、ご苦労様です。