グラディウス3、それは壮絶なクソゲーである
「グラ3?ああ、スーパーファミコン時代はお世話になったソフトだね!!難易度も程よく、つい面白くて何周もやったもんさ!」
と脳内に浮かんだ方々はまずこちらを読んで頂戴。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9III_-%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E3%81%B8-
ゲーセンのその難しさは、小林多喜二も「おい、地獄さいくんだで!」と蟹からリップルレーザー(通称蟹光線)を発射しつつ叫んだといわれています。
Voodooの下のゲーセンは今、福岡・・・もとい北部九州のレトロゲームの聖地の一つと化しております。
「治そうぜ!」のその日、グラ3が入っていました。
私はこのゲームが全くダメであります。
グラ2、サラマンダは何度もプレーしてまぐれでたまに3周できるヘタレなんですが、3だけは面白いと思ったこともありません。毎回、3面のやたら強いボス「ビッグコアマーク3」にぶち殺されます。
その日は「チッ、3かよ」だった私ですが、先日暇つぶしでニコニコ動画を観たりしていたら、このボスの攻略法がきちっと出ておりました。「ううまま うままう うまう うままう」か・・・よし!
連休中、二日市のゲーセン(サブカル)に通いつめた俺。ここのグラ3はしかしいつ行ってもずっと置いてあるな!!年季の入ったグラ3、音は一切鳴りません。気合を入れてきゃつを倒し(自爆待ちだけど)、へっぽこ3D面で不意打ちをくらいながら数プレーで、9面までたどり着いた!!
・・・20年たってこのゲームの面白さが、ようやく解った気がします。
20年物のワインをあけた気分。
味は「難易度や理不尽バグを度外視すれば文句なしに面白くて傑作の、クソゲー」。
そんなゲームがあったっていいじゃない。
確実なヒットしか求められない今時のゲームに比べてなんと野趣あふれる味がするか。
キューブを抜けたら、どんな攻撃が待ってる?(知識では知ってるけど)
今時そんな、高校生時分の気分であります。