赤松という男
http://twitter.com/higashitiji
最悪のシナリオになったようです。
ここで感染が確認されたという宮崎の牛というのは、日本中の和牛ブランドの種牛。
つまり日本の和牛の根本が破壊されたということ。
この期に及んで「国が悪かった」「県が悪かった」などというむなしい論議はすまい。
潜伏期間は一週間〜10日。
G.Wの段階で、有効な手を誰も打てなかったという厳しい現実だけがこの結果に現れた。
遠くで憂えることしか出来ず、せいぜい情報を拡散したり宮崎産のものを購入して支援を行った我々も、やれることはやったのだ。結果が出せなかっただけだ。
未確認情報ですが、すでに越境しているとの情報があります。
そしてその情報にあった熊本の山奥で、突如厳重な検問と消毒がなされているとの新聞記事が、小さく報じられていました。はっきりといえば、越境は間違いなさそうな雰囲気です。
誰が悪いか、誰が裁かれるべきか。公正に裁かれる日というのは意外に遠くないだろう。
現実に目をそむけた甘言だけを垂れ流され、そこで思考を止めた人々は、足元から徐々に焼かれつつある。
その炎のひとつがこれだと知れ。お前も俺も明日はわが身だ。
***
ところでこういう情報を探す際、どうしても「匿名掲示板」に足を踏み入れないといけないところがあるわけですが、そういう場所での論争をやると必ず
「じゃ、お前は何をしたというわけ?」
「じゃ、お前具体的に何かやってみろよ」
と、相手をあたかも無力な存在と貶めにかかる人ってのが現れます。
冷静に考えると、仕事場で絶対やってはいけない説教みたいな台詞よのう。
主に女性上司がヒスを起こしていう感じ。柳原可奈子が演じそうなやつ。
「じゃああんた何なにかあんた出来るわけあんた出来るわけすっげーむかつく馬鹿?馬鹿?何も出来ない出来はいはい聞こえなーい大きい声で言ってねえ?あんた何が出来んの何かやってんの言いなさいよねえ」
ゲエ!!すげえムカついてきたわ!!
例の宮崎の件、最近書いておりませんが全く収束しておりません。
「今、宮崎って何?」と思った人ってもう、どれくらい居るんだろうネット上で。
マイミクの日記に宮崎在住の方がコメントしていて、
「○○新聞なぞ信じません!!宮崎の災禍を『一部の人がネット上で騒いでるだけ。大したことはない。事実無根』と報じたものなど!!」
という痛ましい文章が綴られており、まあ現実そんなことが今現在この日本で起きている非常事態ということは頭の上に置いておいてください。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1478731645&owner_id=352371
この日記からどうなったかをわかりやすく書く。
大臣は外遊に出かけて首相は沖縄!!
→帰国してすぐ、どこかの選挙区に出かけて選挙運動した後日曜休んだよ!!
その間また2万頭くらい感染確認された。
消毒液も足りない!!
→足りておらず、結局民間の義勇軍が消毒液を確保する有様らしい。
日本の畜産農家のネットワークの底力。
例の何かとうわさの某幹事長が7日に「選挙協力を求めに」宮崎に来るんだとか。
→本当に選挙話した上に、「大きな県の課題」なんてコメントを残した。
「県の」がポイントな。
ようやく報じ始めたニュースは「国は初動をきちんとしてた」「県の責任」とミスリードを誘おうとする報道に終始しようとするが・・・
いや、こんな様子見たらわかるが、本当にどうしようもない!!
畜産農家の被害はすでに甚大。
で、この大臣のこの様子。ネットのどこかでこの様子を「冷静に落ち着いているから」と擁護しておられる方がいらっしゃったが、つかアホか。
本当に思うのだが、この災禍はいかなる決着をもって収束を迎えるのだろう。
どう人々が決着をつけるのだろう。
天災、人災、燃え上がる火事場で「でも俺だけ助かっちゃうんだもんねー」と居丈高の人々の下卑た笑い。
そんな薄ら笑いを浮かべていた自称大臣の目は、根拠のない自信に満ちていて、どんよりと濁っている様にしか見えない。
我々はもう「知らない」では済まされない地獄に巻き込まれつつあるのだ。
実際いくつもの「住民が泣きを見た」事件というのは存在する。
米軍が爆発事故をもみ消した悲惨な事故、「彦山トンネル爆発事件」は、情報統制が敷かれて10年後に週刊誌で報道がされたという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8F%88%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E7%88%86%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85
しかしもう、米軍をとやかく言う資格などない。