しかしそこで主水が、「俺たちは何か重大な間違いを犯しているのでは
■俳優の藤田まことさんが急死
(読売新聞 - 02月18日 11:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1114379&media_id=20
御大のガンとの闘病は、長年続いた必殺シリーズの、闇の組織と抗争編プロットのようでありました。
でっけえ強大な闇の組織、さんざ苦労に苦労をかけても、最終的には一時間の尺の中で殺しの音楽がきて、涼しい顔で仕置きにかけて。そしていつものような生活に戻る。
「必殺仕事人2009」は、まさにそんな中村主水と藤田まことの一体性をまざまざと見せ付けた作品だったと思うのです。
ドブ板の中で薄汚く死んでいる。
氏が願っていた中村主水の死に様は、ブラウン管ないしスクリーンでは実現しませんでした。
ガンではなく、それこそ通りすがりの刺客にぶっすりとわき腹を刺され、その場に倒れこんだというような死因をみて、ああ、御大は本当に中村主水だったんや、そして本当に中村主水は死んだんや。そう感じました。
不思議と悲しみはありません。
「必殺仕事人2009」を完走して頂いただけでも、必殺マニアの自分は満足です。
あのかっこよさと情けなさの絶妙のバランスは、他の誰にも演じられないことでしょう。
今日、自分は朝から熱出して寝込んでしまい、森さんの電話で目が覚めるほど。その一報にびっくり。・・・これって俺、シンクロしてしまったのか!?しかしそこで主水が「俺たちは何か重大な間違いを犯しているのではないか」と気付きはじめる。
あ、そうそう。
http://www6.atpages.jp/jimadon/siwazanin/siwazanin2009/
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最終回までちゃんと作ろう、みんな。
自分のネット上の活動は、必殺シリーズ抜きには語れない出会いといきさつが数多くありました。思えば「新必殺仕業人」からの流れはいまだに、人的財産としてつながっているとひしひしと感じております。
多大な感謝の意と、そして謹んで哀悼の意を表します。