JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

6/16の危機

6/16(土) 堕天使
※諸事情により、宇宙サービスプロデュースではなくなりました。
 リベンジの機会は2〜3ヶ月後にと思います。

7/3
絶頂天@デカダンデラックス
マクマナマンと3度目の対バンです。

7/31
ラウンジサウンズスペシャ
ニシジマオ・風原優人・DJびぃびぃによる(ユニット名未定)クソゲーVJ(?)で出演。
出演はチキュウ人・モノラルセンスほか!!

ちょっとね、ダウナーなので。
もうちょっと浮上のきっかけをつかんでからおおっぴらに宣伝します。

6月は出演交渉中のメンツをどう考えても自分プロデュースで納得のいくイベントにはなり得なくなりそうなので、冠を外すことに致しました。本当にご迷惑をおかけします。

7月の2本は絶対にこうご期待!!
宇宙猿人ゴリの気持ちで。
♪この悔し〜さは忘れはしない〜

ドラえもん最終話 勝手に出版
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=221703&media_id=4

 昔、アルバイト先でたいそう即物的な価値観の青年がいた。
 口を開けば金儲けの方法と、「これからは〜がナウでトレンド」的な言葉、スポーツと車の話題しか話さなかった彼と、おれの音楽活動の話をしていたとき。当時は同人音楽をやっていた。
 「売り上げは申告してるんですか?税金は納めなきゃ!!」
 と問い詰められて困惑したことがあります。売り上げなんて所場代と製作費で消えてたし、さらにライブで使い果たして赤字計上だったよ。

 ニュースとしての扱われ方が彼の目線と一緒で困惑。
 インフォシークの見出しなんて、「ドラえもん最終話で金儲け」。
 こんな見出しだと
 「パクって金儲けなんてうまいこと考えやがったなあ、税金も払ってないみたいだぜ。パクリは良くないね。著作権は保護だ!!取り締まれ!!」
 って世論誘導じゃないのかね。少なくとも前述の彼のような人種には洗脳は簡単だろう。

 嫌な時代になった。著作権保護法の非親告罪化も検討されてるらしい。つまり作者以外、著作権利保持者以外の人間であっても侵害されたとお上に訴えることができるって話ね。でもね、表現物全てにおいてはパクリでないと証明できるものはないといっていい。全ての表現物は、何かしらその作者が五感で、吸収したものの具現化であるから。
 ぶっちゃけで言うなら冒頭の彼のような人間が「表現者はパクリで金を儲けている連中だ、法によって裁かれるべきだ」と手当たり次第に法を駆使して金を無心に来たとしても、それを防ぐすべは我々にはなくなる。

 これからはそれにまで怯えなくてはいけないのか。そこまでして文章を綴ったり、歌を歌ったりするのも嫌気がさしてきたよ。

 しかし、昔からこういった本歌取りパロディは「タイトルを1文字変える」「キャラを微妙に変える」などパクられ側がクスリとするような手を使うもんだよね。そのまんま本のタイトルも「ドラえもん」でやってたみたいだし、危険きわまりないという。リスペクトが行き過ぎちゃったのかなあ。同じ行き過ぎリスペクトの庵野秀明監督「帰ってきたウノレトラマソ」もちゃんとタイトルは変えているんだし、ウルトラマンもあれだし。

 ラウンジサウンズでノントロッポを見ながらなぜか、学生の頃をふんわり思い出していた。
 こういうバンドを見て、「俺もこんな風にバンド率いてステージ立ちたいな〜」とか思っていたものだった。

 気分がふくらむ。

 「そうなんだよな〜、俺、どうやったらこういうとこ立てるかわかんねえもんなあ、楽器も弾けないしなあ。相手にしてくれそうもないしなあ。あー、ステージ立ったらどんな風なんだろうなあ・・・」

 とかかなり本気で思い詰めてつつさんざ踊った後に、かなり本気で「・・・っておれそこ立ってるよもう!しかも5回くらい!」と気がついた。
 ・・・俺、大丈夫か・・・?どこまで誇大妄想家・・・?

ラウンジサウンズに出かけた。出演者探し。

かなり絶望的な話を聞いた。かなり大きいというか、重要なイベントと重なってしまっている。
何かもう神様が「諦めろ」と言っているような展開。うーん…。

どうすればいいんだろう…。