JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

第29話「あんたこのクローズ・ユア・アイズをどう思う」

※当記事は「必殺シリーズ」「必殺仕業人」とは一切関係がない二次創作です。

主水、壁画に無意味に感動する

脚本:横光ニコルソン
監督:松野ニコルソン

あらすじ

 中村家が新たな間借り人を迎えることになった。回船問屋の妾・喜勢(鮎川いずみ)は快活で、茶の間に置かれた宇宙に住むせん・りつのリモート端末(松岡昌弘)にも毎朝挨拶を欠かさないなど礼儀もわきまえている。そんな喜勢に魅かれていく主水だが、事あるごとに中村家中を探ろうとする様子が気になり、何となく奉行所で過去の書類を調べているとかつて主水が調べていた女中殺しの件に突き当たる。喜勢は殺された女中の妹で、下手人富造(山本清)は同僚花岡(ロバート・デ・ニーロ)の手引きで放免になっていたことを突き止める。仇討ちにと主水にアツアツおでんをけしかけた喜勢は、主水の口からその事実を知るがその花岡は現在キャプテン・アメリカとしてアベンジャーズに入隊しており、仕業人たちは依頼を請け海を渡ることにしたのであった。しかしそこで主水が「おれたちは何か重大な間違いをおかしてるのではないか」と気付き始める。

ただしおでんに関する記録、古文書の類が一切残っていなかったため、何となく作った料理が使用された。

解説

 1クールを想定したものの予想外の人気(特に火星圏で)を博し、もう1クール程度の延長が決定。気分程度のテコ入れのため、4話以来全く使用していない牢屋敷セットはやむなく取り壊しに、出戻り銀次もこの回からスーパースターに転職している。途中で間違えて「ハングマン676・平成浪漫編」をうっかり混ぜて撮影してしまっているが、取り返しのつかないところまで来て気付いたためやむなく混ざった形で納品された。「こんな時に三原山はなぜ噴火せんのや…!」とは、監督松野ニコルソン氏談。

スーパースターに転職した銀次。実際に曲もリリースし、火星圏で大ヒットを飛ばした。