IT的な意味で「走る取的」
筒井康隆の小説に「走る取的」という作品がある。あちらは力士を罵倒したらどこまでも追いかけられて殺される、というスリリングな代物だったのだが、こっちは優しいお話。
この日記は古いものになるとmixiの日記を転載しただけのものなので、嫁の誕生日11/19辺りにそれは現れるのだけど、嫁に嫌がらせでポエムを読むという奇習を行っている。
で、必ずその中に「普天王」というワードを入れています。
最初に書いたポエムが秀逸すぎた。
「嫁」
作詞:ニシジマオ 作曲:バッハ(予定)
実家の母は職場で鬼軍曹
眉間の皺が全てを物語る
寝言で突然「ドロボー」と 叫んで周囲を驚かす
そんなおかんに反抗期 いまだに継続中
ああ嫁 振り向くな君は狙われている
ああ嫁 任せるんだデンジマン風の集団に
(台詞)
「宇宙が出来て136億年、そして地球が出来て46億年。リーブ21のコマーシャルの『第6回発毛コンテスト』でハイテンションでジャンプしてる男性の前途が、これからも洋々でありますように」
好きな食べ物オードリー若林
春日は旦那の友人に似ている
嫁入り道具に持って来た アストロ球団単行本
太田出版復刊版 全巻揃ってる
ああ嫁 振り向くな君は狙われている
ああ嫁 任せるんだ普天王風の男性に
Wow Wow 嫁そしてスーパーひとしくん(×8)
この空を抱いて輝く 嫁よ変な時間にATMで振込みを始めて行列を作ることなかれ
一回目に書いたときにたまたま、IT力士として話題になっていたので入れたんじゃなかったか。そこにおそらくエゴサーチというやつで普天王(本人)さまが足跡とコメントを残して行ったのが始まり。
「どうして俺風なんだwww」
こうなったらデンジマン(本人)も降臨してほしいものですが残念ながら現れなかった模様。大葉健二に会いたかったなあ。
さて、時は残酷なもんで、嫁が亡くなってから流石にこういうことはやれないな、と思っていたのですが。こんなことしてたなあとツイッターでつぶやいていたら
稲川親方となった普天王関がそのツイートに反応して、直接メッセージが送られてきたのだった。
「嫁、お亡くなりになられたのですか!!信じられない。九州場所がある際は、線香を上げさせてください。必ず伺います」
ツイッターには本人確認用の青い印のアカウントがある。
それで送られてきた。まちがいなく本物だ。
その後九州場所入り前後ということでメッセージが送られてくる。今日か明日、福岡入りを果たすようだ。普天王関の現在は木瀬部屋付きの稲川親方。木瀬部屋はあの人気の小兵力士宇良関や「日本一声に出して読みたい四股名(※個人の感想です)」臥牙丸関を控えている人気部屋。もう力士たちは福岡入りを果たしているという。なんでも相撲協会の裏方ということで「相撲教習所」の仕事で忙しいそうで、福岡入りは来月になるんだそうだ。
部屋掃除しないとね、とのんびり思っていたがもう明日で11月じゃない!!大変!!
しかし驚いてしまった。こういう縁もあるのだなあと。となると、これはいつしかデンジマンも線香上げにやってくるんじゃないか…?