JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

母方の苗字

 自分の母方の苗字は珍しい苗字で、長崎のある集落に居た土着武士の一族だとか。だからその苗字の者はほぼ親戚筋にあたります。
 でも、FACEBOOKで検索をかけても一向に現れない。

 思えばネットをはじめて10数年、確かにこの苗字の方が活躍した、この苗字で名をなしたなどの人はあまり出てきません。
 一度だけ何かの記事に、同じ漢字を書いて違う読みする関西の人を見かけたのですが、それは親戚ではないかもしれません。その読みをする地名がその地区にあったからです。ひょっとしたらそこから来た人が読み方を変えて長崎に・・・かもしれないけど。まあ、実のところよくわかりませんが豊臣の時代から母の故郷にこの苗字の一族が居たことは判明している、と亡き祖母は語っておりました。

 てな訳で私は
 「世の中みんながみんなネットをやっておるわけではない、その証拠にうちの親戚筋が一向に出てこないじゃないか」
 という持論をもって過ごしておりました。

 ゼンリンの調査バイトをやっていた関係上、そういう集落しかいない風の苗字、心当たりがあります。糸島の「簡牛」さんあたりはサンプル的に近そうです。ここで調べてみましょう。

 http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/index40.html

 母方の苗字16世帯、簡牛さん14世帯。
 「簡牛」、FACEBOOKで調べると、5〜6人現れるじゃないですか!!ええー!!

 ついでに、友人の全国に4世帯しかいない苗字をFACEBOOKで検索かけたら2人現れました(しかも友人以外)。ペンネームとかにも使われそうにない苗字ですので間違いなく本名でしょう。あまつさえググると、Wikipediaに項目持ってる人まで!!

 てなわけで私は逆の結論に至りました。

 「母方の人はSNSあんまりしない性格」

 …なんでこんな日記を書いたかというと、今日はじめてFACEBOOKで母方の苗字の人を発見したからなのでした。…しかも、おそらく結婚して母方の苗字になった人でした…。