カタワの魂の声

　　えー、さっきまでちょろちょろ「This　is　IT」なんかを観ておりまして、もし最初からガッツリ見ていたらきっと上の表題も変わったろう（苦笑）。明日明後日はライブ２連荘です。ダイナマイト！！

　２６の天候が非常に不吉で、最近はずれ気味の天気予報が外れるように祈っているのだけれど、冷え込みは激しくなる一方。どんどんどろどろ病のお知らせ。

2010/12/25　ラウンジサウンズフェスティバル
at　VooDooLounge
open 14:00 start 14:30
Ticket 2500円+1drink order

出演：泰山に遊ぶ（東京）/Lainy J Groove（京都）/ドラびでお/nontroppo/folk enough/漢方先生/HABANA/ファンク・ザ・インベーダーズ/バービーボーイズ完全コピーバンド/Angelic Shout!福岡/CLUB SANDINISTA!/Fussy's zoo/戸渡陽太/Hypstone Friends/ぱちゅ〜む☆みっくす/アダチ宣伝社/宇宙サービス/ルルと恋人たち

出番は１８時すぎです！！
予想外に中盤！！ドラびでお・泰山に遊ぶの間という責任重大なつなぎでございます！！
MCが津軽訛りにならないか不安（苦笑）。

で、次の日は久々に主催側イベント！！

　「水族舘時代vol.3」
2010/12/26(sun)
at　箱崎水族舘喫茶室（東区箱崎1-37-21）
開場　18：00　開演　18：30
料金　￥1000+ワンドリンクオーダー

●出演（五十音順）
　森耕／宇宙サービス／垣内美希＋轟春子／さちん／lyri
　Talk:ニシジマオ（日田バス停学講座)／チカツ（大阪・日本ディープスポット学講座）

面子的にはもう、どうころんでも悪くなりようないので安心のイベントです。
宇宙は２番目に登場の予定。
MCは津軽訛りの予定です。

宇宙サービスは歌いおさめなのに新曲をやる予定です。
雪積もったら嫌だなあ・・・資材搬入が・・・。運転できるのか？

　近しいところに、弱者の権利で上手く食いつないで高笑いしているやつがいて、いわゆる「弱者セイフティネット」は本当に窮した時以外使うまい、と心に決めている私なのですが。

　冬場は腱鞘炎の右手が痛く、毎年「その弱者セイフティネットのお世話になるんじゃなかろうかなあ」とか不安に慄きながらハードワークをこなします。
　寒い朝は室内の暖房がまだきいておらず、まず空調で暖めてからでないと腕が動かないときがあります。
　昨日はいつも現場主任の年上の男性が作業場に。早速空調をつけると

　「アンタは現場に出んからええなあ。これくらいで音を上げたら甘いなあ。鍛えないかんよ」

　いや、心無い一言を頂いても心の中で
　「精々老いて死ぬがよい、無力な赤子となるとよい」
　と意趣返しの呪文を唱えるばかりで悶々と仕事。悪かったねあたしゃ生まれつき血管細くてね、こんな病気をいただいとるのです。遺伝子を鍛えたらきっと克服できるでしょうとも。まずお主からやってくだされ。

　そんなカタワの魂の、人生の叫びじゃなかろうか。
　ここんとこツイッターで散々書き散らしているんですが、人間椅子ライブCD+DVDの出来が物凄い。20周年ベストは買ったけれど、ここまでの人間椅子熱は発症しなかったんだけど。ちと今回は物凄い。
　最新作にあたるアルバムは購入してなく（去年出た頃果てしなく困窮してた）、初めて聴いた「塔の中の男」「深淵」「冥土喫茶」「赤と黒」が色々凄すぎる。

　http://www.beeast69.com/story/wajima/
　ギターボーカルの和嶋さんのコラムは、かつてはPlayer誌にずーっと載っていた。
　食えないバンド、バイトで食いつなぐ日々、父の死、人生の暗転。
　「それでも音楽を続けることの業苦」
　が垣間見えて、読むたびにずーんとしてしまうコラムだった。たまにクロスワードとか4コマ漫画のときもあったけど。

　芸人は河原乞食。カタワは見世物。
　芸事をやり続けていると、時折その卑しい本質にぶち当たって、うちのめされそうになる瞬間が存在する。
　知性をもって芸事に挑むというのはある意味自殺行為だ。彼らは真っ向からその壁に20年もの間挑み続けている愚か者なのだろう。

　近年の曲は、そんな彼らの「それでもこの信ずる道を行く」という決意表明がひしひしと伝わってくる。それでいいのか、そうだな。