JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

発祥の地

 先日せりざわくんと博多駅を歩いていてふと気付く。
 「ここってさあ、誰電波の発祥の地なんだ」

 シンセパワー時代から宇宙サービスまでいまだに歌っている「誰電波」なのだがこの曲は、博多駅のマイングのところで当時のバンドメンバー(当時の芸名はボーイ・ジョージ)と歩いていたところ、前から会話をしながらサラリーマン風の男がふたりやってきた。そしてすれ違いざまに
 「誰電波?」
 と聞こえる会話を残して後方に消え去ったのが妙に頭に残って、それをタイトルにいただいて作った曲なんだが、その発祥の地はテナントが変わったりしながらも、全く雰囲気は変わっていない。

 いまだに誰の電波なのか、作者すら知るよしもない。