爆発踏切
爆発踏切という凄い名前の踏切がある。
踏切の近くの山がトンネル爆発事故で吹き飛んだことから名づけられたという。
戦中、当時未成線だったこの路線のトンネルを、陸軍が火薬庫代わりに使用したことがきっかけだった。
「爆発はしない」と住民に説明していた日本陸軍の嘘、想像以上にぎっしり詰め込んだ火薬、そしてやってきた占領軍はろくに現地を視察せず、「焼却処分」を決定。そして点火…
と、ここから先の話は「二又トンネル爆発事故」で調べてみて欲しい。幾重にも不幸と不運、人災に次ぐ人災が重なって起きた凄惨な事故だ。その事後処理、報道も含めて「クソッタレ!」と憤ること必至。
爆発事故の為に出来た?字谷(右写真、踏切とは反対側から撮影)がすっかり森になってしまっている。自然って凄い。