JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

びっくり下克上

 ポカムスの藤田君からメッセージが来た。
 「4/16の戸川祐華ちゃんの全国盤レコ発ライブのオープニングアクトで出てくれないか」

 てなわけでまず告知から。

4月16日(日)@ cafe & bar gigi 「戸川祐華レコ発」
OP/ST/未定(おそらく19〜20時)
投げ銭
出演 戸川祐華バンド(須原敬三、タジマアヤ、Emmy)、the camps、ナルコレプシン、ポカムス、宇宙サービス
ジマオさんソロ形態で。久々にオープニングアクトをやります。

 戸川祐華の全国流通版アルバム情報・購入はこちら。
 good-bye girls

 日記というのはつけておくもので、こんな日記が残ってた。初対面の日だ!!
 この日は前年に対バンしたPOZOが「岩国のTAKEVEZ、この面白さはそうだ、宇宙サービス思い出した!」という呟きをもとに自分から猛烈に売り込みをかけて、8月にライブが実現した日の話。
 そのときのO.A.がなんと、弾き語りをライブハウスで2〜3回目という戸川碧子(当時の名義)。

 なもので、これは凄い話で6年越しの下克上。
 藤田君は知っててオファーくれたのだろうか。この深く長い因縁を。

 実は彼女が上京する際、ライブハウスなどへの売込みをするための紹介文を彼女から依頼されました。福岡に最初に呼んだのも自分。宇宙サービス10周年ライブで是非!と声をかけた。確か出演者探しをしているときに彼女が強烈なライブをしたんだ。地元ライブハウスのアニバーサリーフェスで、どよめいていたフロアをギターと歌声だけで静まり返らせ、息を飲ませてたのだった。
 彼女はたいそう多作で、あっという間に進化を続けて、自分の知っている戸川祐華からはずいぶん離れてしまったけれど。根っこは変わらなくて、義理堅くて、礼儀深くて、それでいて自由奔放で。
 だから、ちょっと考えるとおれに対して「あの時O.A.やってた子の前座だってよ、お前だっせー」なんてアホな悪口も成立しちゃうんだけど、あたしゃ一向に構わない。これ以上嬉しい下克上ある?

 去年末だったかな。彼女、ツアーで一度やってきてリハ終わった空き時間に、カミさんの仏壇に線香を手向けるべくうちを訪れました。そのまま一緒にライブ観に行きました。
 カミさんと並ぶと仲のいい母子のようだった。

 さて久々のオープニングアクトなんだけど、やり方を忘れました。さて、どうやってはじめよう?なんつって。いつものことをいつもどおりにやるだけです。とりあえずポカムス藤田君には大感謝やな。