JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

今日は結婚記念日です


 なのに、二人して風邪をひきました。嫁は38度の熱でふらふらです。
 俺にいたっては平熱が大体35.7度なんだけど熱測ったら36.6度。うーん、寒気かな?冷えてるだけかな?って感触があるという大変
 「病気何ならもうちょっとはっきりした自覚症状くれよ!微妙すぎるだろ!!」
 って感じの体調です。
 嫁とはもう22年目の付き合いです。
 結婚してから7年ですがまー苦しいながらよくここまで来たものさな。ついに人生の半分を嫁との交際期間が追い越しました。

 太宰府は大雨で、家の前の川の水量が多いです。
 その対岸の土手で22年前、KBCラジオの公開収録が大宰府政庁跡であった帰り。
 ぼくはこまったちゃんなラジオリスナーサークル主宰者でした。
 過去の投稿常連の威光にすがってたタイプね。
 その日はスタッフから「ああいうのが一番困った連中だ」と直接苦言を呈されたのでした。
 落ち込みました。確かにそうです。何の成果もなく威張ってリスナー代表とばかりに仕切って偉そうに人を集めてる迷惑なヤツだったのです。その現実に気付かされました。

 「俺、もうだめだよう!」
 「何言ってるんですかジマさん!」
 長いおしゃべりのあと
 「ジマさん、恋しましょうよ!!」
 「ええっ!?…そういや、こないだ一目ぼれっていうか気になってる子がいるんだけど…」
 「それですよ!行きましょうよ!!」

 この話何度かしてるから、わかってる人はわかってますが俺に呼びかけてるのは宇宙サービスのてっちゃんです。
 この話をしてた場所は、今自分ちから増水した様子が見える河原端です。
 偶然なんです。ふぁんたすてぃっく!!

 時は流れて半年後。
 のちの嫁のつけたペンネーム「国士無双−ハリス」で投稿復帰した俺は、その御大常連と呼ばれるようになりました。
 そしてその頃、彼女に貸したファイナルファンタジーVが返ってきました。セーブデータの主人公の名前は、俺の本名でした。俺の心の中のタイガーウッズが「ガッ!」って言いました。

 「ラジオ番組リスナーのサークル」なんて恥ずかしい単語が出るから嫁との馴れ初めは書きづらいんです。
 今年ついに思い切って書いてみました。
 カミさんは武内裕之アナ目当てで貝塚公園の公録にたまたまやってきたそうでした。
 自分はミニコミを作っていまして、公録に出かけてはそれを配って遊んでいました。中身はほとんどラジオと関係ない内容だったのはよく覚えています。
 一目惚れしました。・・・んまあ、でも自分は恋愛ごとにはあまり興味がなかったので、それが「一目惚れ」というものであることに気づいたのは、ずーっとあと。

 普通に、勧誘です。
 カミさんはどうやら漫画が描けるという話になりました。
 何回か描いてもらいました。柴田亜美みたいな絵を描いてました。ゲーム好きそうなんだなあと。話合いそうだとは思ってました。

 いやー、告白したのは電話だったんですが、罰ゲームの一環かなにかと思われてたらしいですよ。

 今日は結婚記念日なんだけど二人してこの有様、食事も行けそうになし。
 おまけに・・・

宇宙サービス創始者ニシ・ジマオからの緊急のメッセージをお読みください
https://twitter.com/NishiJimao/status/594291409810653184

 …あ、とある文章仕事こなしました。ステキな文章になったので、情報解禁の際は是非手に取ってください。