JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

不惑の近況(1)

 40代に入ってからはじめて長文を書きます。
 いや、実は芸能通関連で長文を書いたりしているんですが、まあ日記という形は初めてでしょう。

 6月15日と16日、ライブが立て続けに2本入りました。
 15日は宇宙サービス。「アンニュイマッシュルームナイト」というイベント。
 企画したのは女子高生と人妻という凄いコンビ。大阪からノイズわかめ。難波ベアーズの主のサイケバンド。佐賀から登り調子の白痴。福岡パンクシーンに名を残すネクラマン。大耳チルドレン、はら☆わた。主催者の人妻、ジェミニ7号。どれをとってもこれは面白そうだ。

 ジェミニ7号の女性はねりのというバンドをやっていて、以前対バンした事があった。
 自分の歌いたいフレーズと音階をしっかり持っている。そこにもっと力を込めるともっと伸びそう。
 はら☆わた、イマオカが地獄の淵から甦った。よし、次はボイストレーニングだ。
 ノイズわかめの人に年齢を教えたら、たまげてた。
 白痴は以前本人達にも感想を述べたんだけど、そのまんま。
 頭の悪そうで、頭よくないと出来ない事をやってる感じ。

 うちらはこんな感じ。
1 宇宙サービス
2 ゴーレムさん
3 リヤカーマン(たまカバー)
4 ヨドバシ
5 (てっちゃんダンスタイム)
6 ボブスレー
7 宇宙から来たたくあん
8 男気
9 25%削減のうた

 そう、6のボブスレー!!
 えらい古い曲で、一時期セトリの最後をいつも飾ってたんだけど、いつも最後にやって微妙な空気を出して終わる曲でもあった。
 今回やって思ったのは、「うちらのアホ表現力の力量が上がっているのでは」って事と思い込んでいいと思う。客観的にはそうでもないよ、慢心召されるな、じゃなくて。かつてのホームのカンターレですらあの微妙な雰囲気を毎回作ってたあの曲が、だよ本当に。

 ノイズわかめ。深いリバーブのかかったキーボードとボーカルに食い入るベースがカッコイイ。
 てっちゃんが「これ、ベースたまの滝本さんみたいですよね?」って言ってきた。
 確かに。手数は少ないのに、ずんずん存在感を示してくる。
 たまきおと終演後、「ノイズわかめ凄かったねえ」「でもうかつに感想言えないよね、音楽知識とかセンスとか要求するよ、感想言うのに」「てっちゃんがこんな事言ってたんだけど」「ああ、てっちゃんなかなかいい感想言いますね」「だろ」なんて会話。
 トリのネクラマンは全裸にはならなかったものの果てしなく全裸に近いパフォーマンスをして大暴れで終わり。

 呼ばれてよかった!でした。またこんなイベントで歌える事を願っております。