JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

30代最後の日

 5/6に録音した風原引越し記念公演「じまラジ」を公開しました。
 http://www.voiceblog.jp/jimadon/

 30代の総括とか言っておきながらそんなに出来がよくない。強制モノラルにして圧縮すると声がやっぱこもっちゃうけど、それにも増して自分の不明瞭な発音っぷりが腹立つ。でも面白い事言ってるなあ。3人集まったらやっぱ面白いや。自分の望みが高すぎるのかな。面白いと思っていただけた方がいたら幸いです。

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 30代最後の日を迎えるに当たり、10年前何をやってたかを日記で省みてみた。
 http://www6.atpages.jp/jimadon/nikki/2002_5nikki.html
 芝居やってたっぽい。ギャルゲーもやってたっぽい。流しのCADオペとしてはAUTOCAD駆け出し。実はこの月、心身不調で色々大変な目に遭ってたり。からげんきの日記。

 「失ってしまって後悔しそうな物を持ったまま30台に突入できるんだなって気がします。がんばれ、おれ。 」

 10年前の俺、そんなに悪い事言ってないじゃん。しかも、その失ってしまって後悔しそうなもの、10年経っても多くは握ったままだ。多くの人々が一時的な感情でリセットを繰り返したり、目の前の現実に翻弄されて手放さざるを得なくなるものばかりだ。
 芝居はやめてしまったり、その間ラジオを始めてみたり、やめてみたり。
 この次の年か、宇宙サービス始めたのは。芝居の次の種まきのつもりで軽く始めたのがきっかけだったので、正直今の状況が嬉しい。

 10年前は彼女であったドンの字とも30代で入籍を果たした。
 10年前はのんびり長崎旅行に出かけていたんだなあ。実家の両親も健在だった。
 家のクルマを駆って長崎行ったんだっけ。

 大丈夫、あんまりなリセットだけはしなかったから安心して。
 このときの君をさいなまさせていた、「アイツ」の精神攻撃は見事にブーメランとして刺さっていったよ。
 そう言ってあげられると思う。でも、そのとき淡い期待で多少なりとも望んでいた社会的成功は、そのときの漠然とした予想通りありませんでしたとも!やっぱり!

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 誕生日の瞬間は嫁と二人で慎ましく迎えたいので、多分これが30代日記として最後。
 よく生き抜いた。何度もだめだと思ったし、今もちょっと危機の真っ只中だけど、大丈夫と思うしかないや。
 どーってことない、なななななんともなーい。多分。