JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

同窓会行った

 Facebookをはじめた。
 きっかけはくだらなくて、世界まる見えで「世界の視聴者参加クイズ番組」をやってたとき、去年のアメリカでのPV数ナンバーワンサイトは?っていう4択クイズを見て
 「ほう、1位がFacebookなら登録しよっかな」
 嫁に軽く冗談のつもりで言った、そっからだった。1位とは本当に思ってなかったのだ。

 で、やっぱ母校の高校で芋づる式に同級生がたくさん見つかった。
 「Sくん来るから九州の交流会しようZe」
 ってお誘いまで貰ってしまったのだ。

 こんなわちきのような河原乞食風情のような開店休業フリーマン(先日社会不適合を罵倒され済み)が、やれお医者様だの社長さまだの部長やら会長やらに混じっていいの?って思ってた。
 何より、俺はしょぼくれた顔をしてないかってとこが心配だった。
 いやあ、中に入ってみたとき、「お前、誰?」と散々聴かれ。
 親の病院(実家はバス停の名前にもなっています)を改装中の社長がまた嫁の実家の義兄タイプの人で、俺に説教しながら昔話で爆笑。

 ビックリすることだらけだった。
 中退したやつもいた。
 大学でドロップアウトして大変なめにあったやつもいたし、暗い話をするとまあ出てくるやつもいた。
 幸い、同窓生で亡くなったのは一人しか把握できてない(多摩美に入った惜しいやつだったがバイク事故で夭折した)。
 「うちらで一番最初にWikipedia載ったの古賀学だぜ」「古賀学?いたっけ、ああー」

 俺はやっぱりしょぼくれていたらしく、財布にはお金を用意していたのに社長の友人が払ってくれた。
 この社長、椎葉ユウの深夜番組のスポンサー!
 ボットンズをかけたあの番組の!わかってらっしゃる!!
 俺はもちろんBOGEYを紹介して、おもろいシーンができてるから、あいつのスポンサーになってもっと大きくしてくれよ、って話をした。あいつ、名前と噂だけ聞いてた。
 「お前俺に川原泉教えてくれたろ、間違いなく面白そうだぜ」
 スゲー返事だ。
 しょぼくれてる場合じゃねーぞ、って、火が付いた状態で終電に乗った俺。

 次はもっといい顔で行こう。貧乏でもオモロイことやってる代表で。
 心の病なんざくそくらえだ。お酒を飲みすぎてしまったのと興奮で、うとうとはしたものの全く眠れなくって今これを書いてる。ああ、そういえば今日は医者の日だった。