JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

農業、校長、そして嫁

 宇宙サービス、来ていただいた方本当にありがとう。
 稀にみる苦境だった。
 実際なんだけど、表稼業的にはこれを理由にクビにされても裁判沙汰で7割くらいの勝率になるくらい(それでも厳しいのだ、個人対企業ならばね)の会社の修羅場を抜け出しての出演だった。
 GalapagosS様にも迷惑かけたと思う。便乗の売名に見えたかもしれない。本当に申し訳なかった。
 あの日は徹夜明けでずっと働いてた。本当に辛い状態での出演。

 でも、自分はあの、4月の時のお客様にお礼がしたかったのです。
 OPで語ったときでみんなわかったと思うんだけど、声を発するだけで涙が目に浮かんで、うまくしゃべれなかった。
 ボギやんが「なんで青森弁になるんですか!!」ってフォローしてくれて、本当に助かった。
 もうね、お客さんの暖かさ。嫁に伝えなきゃと思ったですよ。
 次GalapagosSがラウンジサウンズ来て、うちらがブッキング外れていたら嫁を連れて行こうと思う。
 
(セットリスト)
前半
1 宇宙サービス
2 ダカラナニ?
3 嫁(HIPHOP風Ver)
後半
1 ニートかぞえうた
2 てっちゃんダンスタイム
3 男気
4 俺の半減期は35年
5 25%削減のうた

 そうそう、お客さんにBarラジカルのM男さんがいて、お客さんを呼んでいただいた!!どくんごで知り合った女性も来てくれた!!ありがとうです!!今度宇宙面子でラジカルにみんなで行こう。
 終わったあと、いそいそ帰って本当に申し訳ない。

 前半3曲だった理由は、練習のときあまりにだらだら進行ばかりしまくって「オーバーするかもしれんけんこれくらいで」と風原から怒られてこうしたんだけど、終わったら12分くらいで終わってた。ほらー、言うたやん本番はきちっとするってもー。
 しかも練習のさい、あまりの俺のラップの下手さに「ダサッ!」ってため息つくはずだったてっちゃん。「本番、そこそこ上手くて突っ込めませんでした」ほらー、言うたやんもー。本番おれ強いっちゃけん。


 凄い話だが、ライブ終わった後修羅場に戻って社長が迎えてくれた。
 社長、破顔一笑
 「リサイタルうまく行ったか!!」

 俺は猛烈に感動した。この社長は大物だと確信。
 もしいつかライブを断るほどの出来事に遭遇したら、この社長の苦境なのなら許そう、そう思う価値はあると思います。