JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

ワシら、打ち込みしか出来んからのう


 こういうのを見て流石にしょげる。

 バンドマンに「所詮、音楽は不急不要の文化的嗜好物に過ぎない」 と冷や水ぶっ掛けるような発言じゃね?とか色々思わんでもないのだが、この先生の前後のツイートなんぞを変に読み取ってしまったら、ライブハウスを健全に運営するためには我々のような自演で人を感動させられないハンパな人間にはとっとと消え去っていただきたいのでしょうな、ふーんだと拗ねられても仕方がないんじゃないかと思う。

 いやあ、真意はそこになくて、単純に打ち込みが嫌いという個人的嗜好を書き連ねただけだと思うし、思えば自分にも音楽以外でこういう「こいつら俺の愛するこのシーンに邪魔だなあ」という感情を抱く存在に目くじら立てたい気持ちは、わからんでもない。

 ただ流石に、自分もなんでライブハウスとか出てんだろ、とかまあ色々考えてしまってがっかりしてしまった。

 まあ、この方にうちらを観ていただかなくて助かった。皮肉ではなく謙遜でもなく。いやさー、もうライブハウス出るようになってから10年以上?ずーっと定期的に誰かしらから言われてんだよこの台詞。すまないけどそういう意見はなかったことにしておかないとワシラやってけんのです。じゃあやるな、そうですか、やめましょうしか解決方法ないです。だから、そちらが腹を立てる必要も気に病む必要もなく、無言で去っていただけませんか。申し訳ない。

 表現活動にストレスはためない、が今年のひそかな目標。忘れよう、うん。しかし残念なのが、この人の論の全てがただの暴言に見えるようになってしまった。まず自分から無言で去ろう、うん。