JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

パワーゲームなんなら、もうやめたらどうだ

 今年のWBC。
 もう、何度も繰り返される日韓戦にうんざりきているのですが、その感情は最近
 「あっちの本気にこれ以上付き合ってたら、日本野球はパンクするんじゃね?」
 ってとこにたどり着きます。

 いや、向こうの本気、それはそれで結構なんですよ。
 でもね、それははっきり言えば「自由が利く」からだったり、「国を挙げすぎてる」からであったりするわけです。
 オリンピックやこの大会で勝つために、プロでも国際球を使用して・・・って下り。要は、国内でこのボールを使わなきゃいけない、なんていう企業的なしがらみが皆無ってことじゃない(なのかどうか知らないけど、少なくとも日本みたく大きなスポーツ用品メーカーが存在しない、と思う)。調べてみたらミズノ製だったり、しかも国際球はやや粗悪な品であるようです。
 また向こうのスポーツエリート教育は、日本の想像の範疇を超えると聞き及びます。高校野球の参加校は、たったの60校近くだったはず。部活動はさながら軍隊のようであるらしく、早い話が準プロ野球選手育成訓練ですね。
 …んで、「でも負けたら悔しいでしょ?勝たないと!!」。そいつを受けて「そこまでしなきゃ勝てないんなら、しなきゃ」…で得るものがあるかどうか。その辺の損益をちゃっかり、当のアメリカが見切っているからなんかすんげー憎たらしい。そこまでしちゃわなきゃいけないようになってる日本、これ以上入れ込んで得るものはあるのか?

 今年は負けてもいいんじゃない?
 そういう本気は、てっぺんに登ったらやっと間違いに気づくから。

 いや、QMAの廃人にも通じるものがあります。
 どこで見切るか、熱くなってるのを冷ますか。

※資料にこのサイトを参照しました http://blog.goo.ne.jp/bosintang/e/6d237ac49d0831fc2539fd40304510d1
http://baseballsns.jp/member/631/diary/58984/