JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

クイズゲームのダミー選択肢

 去年、「八方塞」の卦と言われ、まあ御祓いは受けたものの。やっぱりどう転んでも、どう進んでもそんな年だった。
 出し抜かれて、裏切られて、しかし何か手を伸ばしても弾かれて。

 言うなればここまで一敗地にまみれたら気持ち…よくもないってくらい、コテンパンでしたね、うん。

 ようやく今日で、その卦も終わり。最後のこの日は、まあ負けっばなしで終わろうということで。仕事でゲームで負け戦を重ねまくりましたさ。

 正直よく生き残った。
 素直に自分と、支えてくれた嫁を褒めたい。

 そうそう、博多駅ヨドバシが2クレになったので、天神の皆さんにはなかなか逢わなくなりそうです。

 昔うちの実兄は東京で、ライターほか細々した仕事をやっていたと聞いているのですが、そんな兄の言う仕事の中に
 「クイズゲームの4択のダミー選択肢を作る」
 という仕事があった話を聞き及びました。
 そういや、昔のクイズゲームには4択しかなかったものです。
 そのいくつかに、自分の知ってるマニアックなネタを忍ばせることに成功したと、笑っていたものでした。

 いや、今日アンアンをやっていたら、サバイバルクイズ(要は10択クイズで複数回答がある中を選ぶクイズ)で
 「有名人の名前が入ったゲームタイトル」
 を選ばせるダミー選択肢に

 「伊集院光のドキドキ冒険伊集院島」

 が入ってて、嫁と二人で大爆笑!!

 あの時兄が心底うれしそうに「トランスフォーマーの〜様を選択肢に入れたのよ!!」みたいな話をキラキラと輝く目をしながら語ってたことを思い出しながら、たぶんこのダミー作った人、相当してやったりな気分だったろうなあ、と思うのです。

 伊集院光のドキドキ冒険伊集院島は、伊集院の深夜ラジオでやっていた架空のボードゲーム制作コーナーのタイトルで、一時期看板コーナーだったほど面白かった。まあ、そういう知る人ぞ知るネタなのね。