ドン子ねむる
昨日、会社の飲みを断って帰宅するとドンの字が寝ていた。
ふて寝か?と思い近寄るとただならぬ様子。苦しそうに「熱が・・・」。
看病。
寝せて、キッチンに向かい冷蔵庫を開けると、二人前くらいのお刺身がてんこもり。
「なんだこれ!!」
「7の日で買いすぎた・・・」
近所のスーパーは7の付く日に絶賛生鮮食品を大安売りする。
一人で大量の刺身を食いながら
「これ、二人前だよな?」
「いや、一人前・・・」
やむなく、半分は冷凍庫に入れた。
その後自分の分の布団の半分をかけ、添い寝。
確定申告用の源泉徴収票と病院代の領収書の整理の時間が軽く飛んだが、そっちの方が大事だと思えた。
どっちが先に眠ってしまったか、思い出せない。
俺もぎりぎりいっぱい、今日明日も仕事。
ドンの字の実家の方々が「ウチで寝せよう」とやってきて、車で連れて行っていただいた。
それを見送るとき冷静さを装ってはいたが、自分もギリギリだ、本当に。
とりあえず、ゆっくり眠るように。