鹿児島からの帰り道での話
昨日、朝青龍と白鵬の大一番の瞬間。
真後ろの席のオヤジがワンセグ携帯で視聴を試みていたのだが、九州新幹線はトンネルが多くてどうもいけない。あきらめムードの中、突如車窓の視界が開けてテレビが復活、映し出されたのは、おそらく音だけで聞いたところなんと2度目の仕切り中!!
新幹線はそのまま、平地の駅に向かって減速し始めた。しばらくは大丈夫だろう。よっぽどの大一番にならない限り。
俺の後ろの席は大喝采。
音だけを聞いていた。
何度かの歓声が上がった後ひときわ大きな歓声、そして後ろの乗客のため息。
「あ〜」「負けた」「負けたなあ」
というため息混じりの声が幾人かから聞こえた。
この感じだとベビーフェイスが負けたのか。
実況の声が聞こえないままオヤジは携帯をオフにし、自分もまあそういう結果だろうと納得したまま寝入った。
帰福後、ドンの字の家でその話をした。
「白鵬負けたんだっけ?」
「違うよ!!白鵬が優勝だよ!!」
・・・。
後ろにいた人はみんな、朝青龍ファンだったのか?