JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

カミングアウト3世

 芸能通の発表を完全に間違えたショックで鬱。
 つーかQMAやり過ぎだろお前、とか、週末は家捜ししろよ、エヴァ観に行ってる場合じゃないだろとかまあいろいろあるんですが何がショックって。

 ボクは今年辺りに入ってから、個人サイト運営というメディアは死んだのではないか?という自問自答をずっとしています。
 去年末くらいですか。
 VIPでうちのサイトのとあるコンテンツが晒されたことがあって。
 こしらえたのはどれくらいかかったっけ。しかし、紹介された後、ものすごい勢いで人がわーっとやってきてわーっと消える。本当に、あっという間でした。

 ネットに人が求めているものは、テレビ的なスピードで流れる刹那の快楽に変化してしまっては居ないか?あっという間にログが流れて跡形もなくなることに人々は慣れすぎて、ボクがやってるような「恒常的に場を維持する」なんて事は時代遅れになっていないのか?
 ボクにとってはそういった刹那な連中を「わかってねえよなあ」と一笑に付したい気持ちはないでもないのですがいかんせん多勢に無勢の感を禁じ得ない。私たちは最早少数派なのかもしれません。

 ボクはいろんなものを犠牲にして、このサイトを続けてきた。が、別に実入りがあるわけでもない。実入りなんて考えないよ、というストイックさなんて言い換えれば、ひねくれたガキの考えだ。

 得るものはなんだろう。あの、東京オフの至福の時は忘れちゃ居ない。だが、そっからさらに上を目指す野心が自分の中には否定できないほど燻っていて、その野心を持っていた自分がその出来事で完膚無きまでに挫けてしまったのです。

 期間限定を放置しているのはちょうどその頃からでしょうか。
 そうこうしているうちに仕事の激務、将来の不安、転機、家族の不安、結婚(予定)と至れり尽くせりで家でPCに向かっているときに安らぎはなく。
 5月、東京ライブをやった去年のバーが無くなってるという報告でやっぱし挫けちゃったか、心が折れた感じで今に至ります。

 で、最初に書いた、何がショックだったかというとですね。
 そこまで挫けておいて、そこまで無様に放置しておいて自分にはまだついてきてくれる人がいるということですよ。

 …うーん、自分のやってることは終わってないんだろうか。終わってないんだろうなあ。なんか悔しくて眠れ・・・いや、ぐっすり眠りました。寝起きは最悪でしたが。これから、じっくりリハビリしますか。