JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

ベラボーマン保護委員会

 QMAの最高称号のひとつ・天青賢者は、決勝でアニメ&ゲームカテゴリーばかりを出題すると取得可能です。

 「でですよ、やっぱり女キャラで天青、という時点でアウトと思うんですよ。」
 熊本からの客人がいきなり結論を吐いた。両隣にいるのはマラリヤ+天青という鉄板二人。
 「そんなことはないだろう!」
 激昂する二人。しかし涼しげに話を進める彼の使用キャラはセリオス、クールな男キャラである。

 「考えてみてください。アニメゲームに強くてその手の問題即答して、女キャラを使ってるとなるとですよ。モニター越しに顔は見えないんですよ?だったらみんな太ったオタク然としたやつがグフグフ言ってるの想像しますよ。だから、だめです。残念な人です。」

 たまらず片方が声を上げる。
 「じゃあ、s様よりだめだめなのか?全然やっぱ青いのか?あいつ、アロエだぞ」
 s様は大分の立ち振る舞いそのものがアニメ&ゲーム(爆笑)、という芸風の馬鹿賢者(※以上誉め言葉)である。さらに使用キャラはアロエ。幼女キャラである。彼女がプリントされたキャラクターグッズの空気枕は「空気嫁」という愛称で(苦笑とともに)親しまれている。
 「あいつが大会とかで、空気嫁ぶんぶん振り回してる横に俺が居てもやっぱおれたちの方がだめなのか?」

 「だめです。あいつ、紅玉です。」
 紅玉賢者は、決勝でスポーツカテゴリーばかりを出題すると取得可能。

 「全然彼よりだめだめです。アニ線・アニ多・アニ順なんか武器にしてたら、なおさらです。」

 肩を落とす二人。片やアニ線、片やアニ順が武器だ。
 「sよりも・・・」

 (未完)

(追記)
 この会話は30分ほどやどみがち氏とアニ線の覚え方・初問で解けた問題のキモさについて談笑後に出たものです。
 自虐上等!!

 今日は天神のハイテクセガ、つまりVoodooの真下のゲーセンに入ってる『ベラボーマン』というゲームにインカムを入れに行く。

 まず、このゲームはどんなゲームか説明する。
 1988年春にゲームセンターにてデビューしたこのゲームは、その操作の特殊性から非常にメンテナンスが難しい。ボタンを叩いた強弱で攻撃方法が変わるというアクションゲームということで、ボタンを壊れるまで叩かれる店が続出。…それから幾星相、およそ20年後の今。いわゆる『レトロゲーム』を売りに置くことがあるゲームセンターでも、このゲームは扱いの難しさに置くことを断念する店が多い。そして、このゲームの完全移植版家庭用作品が存在しない(!)。

 この「ゲーム史的に貴重なゲームを置く」という、滅び行く一昔前のゲームセンター文化を守らんとする心意気。これに応えずして、何がゲーマーだろうか。

 ベラボーボタンはきっちり動いてくれた。佐賀から来たというゲーマーの方が、僕のプレイをうれしそうに見て色々と話した。そのうち、ベラボーの基盤を持っているという方とまた談笑。


 その後その方々と別れ、QMAりに天神タイトーに行くとしんよつばくんとマテ2くん、SHOくん、そうま様が。熊本のアニ線使いの人を迎撃中・・・だって!?しかしここんとこおれアニ線不調なんだけど・・・

 とか言いながらアニ線縛りで店対。344点で優勝しちゃいました。新問引かないなあ…。その後「一心不乱」でみんなでラーメン食べて、帰りにまたベラボー。SHOくん、そうまさまの前でコンティニューしてでもクリア(5クレ)。…ベンジャミンが上手く倒せません。

 西新のゲーセンがなくなったと聞いてがっかりしているさなかの、青春のゲームベラボー降臨。ボクはこのゲームをずっと置いてほしいと思って暇があったらインカムを落としに行く予定です。僕らがすごしたゲーセンが消えようとしているのなら、僕らが守らなきゃいけないのじゃないのかな、そう思うのです。