心を失うことこそが基本と教わる社会
愛知拉致殺害「心はあるのか」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=283554&media_id=2
「それでも、金のほうが大事」
と言い放つやつのほうが社会には多いのは現実だ。心より金。しかし、こんな風にニュース記事という額縁に納めて現実に起きた事件をトリミングすると、こんな風。
割と近い知人の話で、子供を割と多く持った男が国から支給される児童手当で無職で遊び散らかしていたが、妻側の身内に看破され、取り上げられるや否や離婚した阿呆がいた。
「大事な金のため」彼はすべてを捨てて別の女のヒモに甘んじたという。妻より、子供よりも金。やるせねえ。
利益のために心を捨てろと多くの会社の新入社員研修で教えてるこの世の中、この鬼畜どもに今更何を驚く必要がある?
だが俺はこのニュースに驚き、そして悲しむね。あたしゃろくに社会教育受けてない、やさぐれ者だから。
やさぐれてなお人の道にはずれなかったおれと、こいつらとの差はいったい何なんだろう。ああ、やさぐれたから心は捨てなかったのか?そうじゃないと信じさせてくれ。
だが、心の無い人間に出会うことはやっぱり少なくない。
ただただ被害者のご冥福を祈るばかり、そして外道に然るべき報いを与えても、心の無い人間にはおそらく届かない無常に涙。