格、という無形の力
MSX音楽家 araki kenta、2ndアルバム『MSX HURRICANE』を発表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=280222&media_id=13
うおおやっぱり、ハイコレで見そびれた荒木さんだ!
あの時買ったCD、石本(高校時代のMSXユーザー)に聴かせたらなんて言うかしら。
あの頃光が当たらなかった、ゲーム音楽文化がこっそり進化した先端の音楽が今こうして評価されているのは嬉しい限り。
宇宙サービスはそういえば未だに音源の一部に「デザエモン」を使用しているのがあったりするんですが、初心に戻ってオール・デザエモンでCD作ったらmixiニュースに載れるでしょうか?桃井かおりみたいになれますか?PS版のストリングスが無駄にいい。
まだ死なさんよ、この文化は。うふふ。
でもトラックメイクまで最近気力が湧きません。トラックメーカーを誰か募集しようかしら。ちょっと切実です。福岡近辺のテクノ野郎で80年代後半〜90年代のゲーム音楽を語れるかただれか立候補カモン。
それか今度のライブ(9月末)のバックトラック、くぼひささんに頼んでみようかなあ。
広陵監督「判定ひどすぎ」/夏の甲子園
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=279928&media_id=8
バックネット後ろに「審判メカ」を導入するといい。
おそらく本気で、開発しようと考えたら可能だろう。ユニフォームに何かしらセンサーを仕込んで…とか考えたら、面白いと考えるかもしれないがその実つまらない。
おそらくそのメカのおかげで、投手・打者ともに、それぞれの致命的に近い攻略法を編み出されることだろう。それはきっと、おそらく機械の判定をよしとするためだけに。観客はルーチンワークに近い作業を延々見せられる羽目になるとみた。
まあそんな冗談はさておき。広陵は、ちょっと冷静に考えたら自分たちがアウエー扱いになることは承知してなかったのかという驚きが先に立つ。
どう考えたって相手は無名の公立校、しかもここまで奇跡的・劇的な勝利をものにした相手だ。勝って当然と驕っても、不自然じゃないくらいの格の違いだった。
戦力云々じゃない無形の「格」ってのがあって、うちの代表の東福岡がここに完敗した試合に見たのはそんな格の違いだった。
ネットの中継や熱闘甲子園しか見ていないが、序盤は明らかに広陵がその「格」で圧倒しているように見えた。しかし再三のピンチを抑えた佐賀北が徐々に、その広陵にじわじわと並ばんとしたような、そんな試合だったんじゃないか?
8回、なぜあの押し出しを呼んだか、ホームランを呼んだか。横浜に20点差をつけられた清峰高校の決勝のように、ぐだぐだにもならず、彼らはあきらめなかった。久保からの連打、辻の四球。そして生まれた1回裏以来のアウェーの流れ。
プロ野球の甲子園、阪神戦のジャッジをする審判が「観客に殺されるかもしれない」と思う瞬間があると吐露していたのを思い出すが、おそらくその瞬間はそれに近いものだろう。あの場面での判定はどう考えたって、ホームタウンデジションになる。それをそれでよしとして最小限の失点で、打たせて取る事は、彼らは考え付かなかった。なお序盤の組み立てどおりにスライダーを多投して、三振を取りに行っていたからである。佐賀北にはあのワンチャンスしかなかったはずだ。
「不公平だ」「不服だ」とばかりに監督が言うのであれば、その程度のチームだったんだなと考えることにする。それは要するにあの場面では、格下に成り下がってしまっていたということだ。思えば今年、帝京というチームはそこまで計算に入れて試合をしていた気がする。彼らはあのスクイズ失敗2回の判定の後何を語ったか。その後におそらく甲子園球史に残るであろう、グラブトスを使った超美技を見せてくれた。やっぱり本当の強者は格が違う。