JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

辛い話は胸をさす

 森さんが日記に書いてたとおりの話で、本当に年を重ねると揉め事に対しては我関せずを決め込みたいものだ。ああいうのを処理する力は年々衰えるものだから。

 だがしかし、ちょっと先日意思表示だけはしなきゃいけないようなでっかいヤマがあって、大人気なく怒ったそぶりをいっぱいしてみた。実際怒った。もちろん次の日にどうでもよくなった。べつにいいや、ほっておくか…だが。我関せずだと立場的にあまりよろしくないと冷静になって考えてみた。何かしら動くべきだろう。だが、やっぱりもう関わりあいたくない。

 昔バンドのメンバーと大喧嘩したときのことを思い出した。あの時の彼と自分の今の立場はそっくりだ。彼が踏んだ轍は踏むまい、互いに大きな心の傷だけが増えただけだったから。何も言わず、ただ去るのがよかろうと思う。