さすがに、ムッとした
自分はラジオ投稿上がりのクソ表現者だ。
ゆえに困ったくらいに危険な表現にリミッターをかけようとすることが多い。だがそれは矜持であり、決して迎合なんてものとは程遠い。危険な表現の限界ギリギリに挑むことがむしろ我々の誇りだ。
だが、世の中の表現の規範を一回だけ裏返して、そのタブーの赤線を踏み越える踏み越えないで他を見下すようなくっだらないアングラ芸人ってのも結構存在していて、そういう輩はオレ達のような人種をいつも笑いの的にしては「ぬるい」を連発する。
この前やったライブのバンドメンバーの言葉に耳を疑った。
「やっぱり全裸になればよかった」
だって?
ちょっと、見損なった。そして買いかぶっていた。君もあの類の、アングラ芸人でしかなかったのかな…。
ああ、あたしゃ最初にも書いたとおり、ラジオ投稿上がりのクソみたいな下世話な表現者。表現の規範を超えるほどの高尚性は持ち合わせていませんよ。