クワドラプル
家電用品のPSEマーク、ネットオークションも経産省が監視
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5222&media_id=19
あの会社、どうするんだろう？
…と、ふと頭をよぎったことがある。
フィシュフィルムと呼ばれる、写真サイズのフィルムに白黒で３０枚ほどのＡ３文書が入るというマイクロフィルム。公文書から古文書の永年保存にぴったりと大昔はもてはやされたであろうこの機械もいまや、電子情報の前に駆逐されつつある状況なのですが。
改ざんが比較的容易である電子情報に比べると情報の信頼性は上、という判断なのかもしれませんがごくごく一部の公文書が、このフィルムでの納品を義務付けていたことを思い出します。
で、この機械が古い！
３０年前から現役のこの機械、部品がちょっと壊れただけで３０万は修理費がかかるという代物。代替部品はもう特注ですからね、ちょっとした歯車の一つ一つが貴重品です。
で、ＰＳＥの話を見ていると、まあザル法になるんだろうな感が凄く漂ってくるんですが。間違いなくこの機械も監視対象になるでしょう。そのような機械がこの日本にどれくらいあると思っておられるのでしょうか？マークがない機会は使わないでください、マークがなきゃ新しく作れ、内需拡大でも狙ってるつもりならバカだなあと言ってあげますよ。
その機械でフィルムを撮るバイトしていた自分がその機械の、故障に出くわしたことがありました。修理に来た人が「この回路は今作ればこの大きさになる」と。だが、マイクロフィルムを作る機械の今後の需要とこの写真機を新たに作るコストは到底見合わない。その金はどこから出るんでしょう？こんな機械を使っているところには、吐き出すお金もないのです。
悲壮な顔しないでいい。
笑ってやればいいのだ。メダルの色なんて気にせずに。
わは・・・わはは・・・
