川原泉 電子辞書
日記のタイトルも動画も別に今から書くこととは何も関係なく、嫁退院。
もう、二人とも「ガン?こっちは手馴れとるわいボケ!!」って感じなので、帰りのタクシーの運転手、退院って事に気付いてなかった。延々おれは運転手と高校野球の話をしていた。
嫁を実家に預けて帰宅。
嫁の入院前に高額医療控除の件で役所行ったんだった。
一応福祉課の人に相談したら、給料から医療費引いた額がどう考えても生活保護以下だといわれ。
請求書などの資料持ってきてください、悪いようにはなりませんなどといわれ窓口に向かったのだが・・・。
窓口には違う人。席外してます、嫌な予感。試算したが、収入高すぎる、援助は頼めないのか、あまつさえ生活保護になったら医療費が控除されるから結果生活保護の対象外になる、というわけのわからんグレーゾーンにいる事が判明。
で、確かに試算をすれば2月くらいに死ぬ気で暮らしたくらいの金が残る試算。節約したらどうです、援助もうちょっと頼んでみたら、他人は気楽で楽しいなおいみたいな意見をにこやかに。
結局別の策を紹介され内心むっとするも、まあ元々借金折込済みだったっけな俺と思い直す。
でも、こういうときに気軽なセイフティネットが失われている現状を垣間見てしまって、暗澹たる気持ちにはなる。何が悪いのか?「保険に入っておきなさいよ、自己責任でしょ」的なうちら世代が熱病に罹った自己責任論か?「ナマポ貰ってるやつ死ね、厳しくすべし」なんてナードな発言を繰り出す今時の劣化ネトウヨか?
いや、全然違っていて実際は制度自体最初っから不備なんだと思う。単純に。実際そんなもんだ。
一応いろんな書類を貰うだけ貰って、また別の役所機関に行って。どっさり書類貰って。まだまだ案件を残して帰宅。もうぐったりだ。
思えば一日よどみない説明や想定問答を考えて、くたびれた。・・・あ、もう少し落ち込んだ顔でもごもごとやればよかったのか?そしたら申請降りたのか?・・・いや、いいんだよ。酸っぱい葡萄なのさ、で十分なんだって。
今日はゆっくりゴーヤチャンプルーでも作って食うかと思ってたが、流石に無理目。何食おうかなあ・・・。
(※普段右寄りの発言している以上、こういうのの体験記は書いておきたかったので。自分はリベラル右派のカテゴライズなんだなあと実感した次第)