JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

昨日の仕事人

 忙しくてそんなとこまで見る余裕ないけど、これ必殺なんて関係ない連中が祭りにしてないか!?いや、これが数年前だったら双葉あたりで、一緒になって大騒ぎしたと思う。

 殺しの掟、アウトローの流儀。間違いなく俺たちの必殺の、もっとも危険な部分。それを大きく扱った「必殺仕業人」「新必殺仕置人」最終回も、あの当時は世間的にはブームの渦中にあるわけではなく。いつもなんかやってるこまっしゃくれた時代劇コンテンツの、ちょっとすごい最終回だったよ的な話でしか語られなかったと聞く。

 今回の必殺仕事人2009、困ったことに「必殺仕事人」以来の、世の中のマジョリティに好意を持って迎えられてるシリーズだと思う。逆に言うと、必殺ファンってのは「けっ、マジョリティどもは新仕置人も理解できないくせに仕事人はわかりやすくてすぐ飛びついてきやがってよ!!」とひねくれてる訳で、「こんなマジョリティが見てる状況で昔の必殺っぽい話なんて絶対出来ないね!!」なんて斜に構えてるわけですよ。「ジャニヲタ 必殺」あたりでググるとわかりやすい。

 いやー、もちろん自分にもその感情はあったわけで、その自分が地団太踏んでる。悔しがっている。
 やられてしまった、と同時に。
 こんな話、この世間様の耳目が集まった状況でやるかあ!?バッカだなー!!変なファンが集まってくるじゃないか!!困った、若いころの俺たちみたいなのが(苦笑)。
 世間様的も物凄い問題作だ。いや、正直凄かった。斜に構えている場合じゃない、今テレビには、こんな本気を込められるエネルギーがくすぶっているのか。

 放送延長がなかったら最終回だったと思うと、なんかすごく悔しい。

 仕事が忙しくて1時半までやってたこともあって未見なんですが、森さんから興奮冷めやらない雰囲気の電話がかかってきたあたり、どうもただならないようですね。
 正直明日も観る余裕があるかわからんな〜。家の事情もあって。

 松さんの足跡もあったあたり、これは凄かったっぽいなあ。どうにか時間を作りたい。