太めの女性の軍団
先日ドンの字がダイエットの広告を見ながら憤慨していた。
ちょっとつまんだら太めに見えるかなって感じのおなかを無理につねったアップとともに、「たるんだおなかは〜」などのコピーを散らした画像をみながら、
「こんなのがたるんだおなかだったら私の立場はないじゃないのよ!!」
等と叫びながら火を吐き周囲50ヘクタールを全焼。
それを見ながら自分は別のことを考えていました。
「あの、おなかのモデルの件どうしましょ?今日撮影っすよね」
「あ、今日?今日かあ。モデルは?」
「それが、○○さんしか手配できないらしいんですよ」
「やっばいなあ。あの人全然スリムじゃない。」
「でも期日的には今日しかないんですよね〜。」
「だよなあ・・・しょうがない、やっか!!」
・・・。
「じゃ、おなかお願いしまーす、もうちょっとつまんで」
「これ以上やると痛いですよ」
「そこをなんとかもうちょっと、あ、もっと。」
「・・・。」
「オッケーです」
「痛いですよ本当」
「うーん、どっかなあ××くん」
「なんかこう・・・無理してるって感じですねえゲラゲラ」
「ウヒャヒャ、本当だ。無理してるって感じアハハ」
「ひどいじゃないですか、無理してつまんだんですよ。赤くなってますよも〜」
そんな風景を思い起こした俺。仕事疲れかなあ、そんな舞台裏的な現実の風景がすぐに出てくるなんて・・・。