JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

ここんとこライブレポ

 最近、絶頂天とラウンジサウンズの2択っぷりがヤバイ。ただでさえ自分のライブのブッキングで壮絶に行きたいライブを断念していることが多い。自ライブでオクムラユウスケを2回連続見逃しているんです。

 で、明日。
 明日は悩んだ末JON(犬)と文三さんを観に行こうかと思います。でも、しゃんペ〜君にすっげー悪い。そういや40人弾き語り、エントリー枠残ってるか聞いておけばよかった。もう決まっちゃってて残念。飛び入り枠では絶対手を挙げます!!(※実はもう練習をしています)

 そういやQMA系の人々(かるみんさん・YKOMさん他)から相次いで「週末は東京の賢竜杯行かないんですか(っていうか一緒に行きましょうよ)」的な言葉をいただきましたが、名古屋ののうしんとう・neco眠るも断念するくらい福岡で物件探しの詰めをやりに行きます故断念です。
 上野さんにおみやげを渡しておこうかなあ・・・

 24に気力があったら、防府ノントロッポワンマン行こうかな。
 残念団の人々にも会いに行けるなあ、いや、東京行っちゃってるかな。

 そういや、くたくたでライブ会場から帰って「ありがとうござました」なんて書くだけのことが続いてたので他のバンドの話を書いてないですね。こりゃ、いかんです。感想もちゃんとあります。

 まず火曜のほうですが(遅れちゃって最初の2バンド未見)、一銭めしやの見事なまでのくっきりとした静と動がくねるステージング。アレは体を動かしてみんな体感したほうがいいですよ。うん。
 UPPER&HOOKが瓢箪から駒かも。このバンドに「ふてぶてしさ」が加わったらもっと凄く良くなるんじゃなかろうか。感情のこもってない(歌固めが済んでない)曲と、歌いなれた曲の出来の差があまりに激しかったので。後者が凄く良かったんですよ。

 土曜日。
 みつのバンドはずーっとお子さんの相手をしながら聞いてましたが、松本Kのギターが飛躍的に良くなっていて。昔はうかつに飛び道具を最初っから乱射していた感があったこのバンドが、接近戦でのみ勝負をかけに来ていたのが印象的です。
 切り取った耳は、ステージングを詰め将棋のように音を組み立てていく宮下君の手数と、ベースという楽器の厚さがまるで楽器そのものの演者がまさか二人じゃああるまいと思わせるくらいの素晴らしさ。

 この二組はどっちもまあ今もおそらく現役で大耳の中心にいらっしゃると思うのですが、今年頭くらい大耳系の演者って、まあ福岡のサブカル寄りの方から相次いでオファーが来ていて。
 そこで、マス的なところで(それでもマニアックな人種しかいないと思うんだけれど)面白い部分をスポイルされそうになることへの抵抗として、まあ過激表現をやってドン引きというのを何度も目の当たりにして嫌気がさしたことを覚えています。
 だから相当一時期ケンカ腰にやったのね。

 この日のライブはみんなそういうところで泳いで、戦って、へとへとになって、でも俺たちは志は捨ててねえぞ、それどころじゃなくて進化してるだろ?って感じで再会の喜びをわかちあったような、そんなライブだったなあ。

 それをまとめる森さんが、いつものようにガムテープ男で終わる。なんか、気恥ずかしい懐かしさというか、そういうものを感じたのであります。最後は本当に歌声喫茶で終わるとは思いもよりませんでした。