JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

心のうちの近況

 たまの「海にうつる月」という名曲があって、その歌詞から言葉を借りてみるとなんだかこう緩やかでいて遠くを見ているようで、でも斜めのままで不思議と笑ってる感じか。(※JASRAC申請基準にあたらないよう、歌詞そのものの表記は避け引用程度にいたしました)

 どうも、最近アレです。無気力です。
 ラジオを休んでいる理由のひとつで、カミングアウトするんですが去年末から虫歯をひどくして、思うようにトークの発音ができてなかったのがひとつ。絶賛歯医者通院中。
 時期を同じくして録音機材がこぞって不調になり、どうなんだろうという感じに。神のお告げみたいなものを人一倍信じる自分にとってこういうのは怖いんです。
 ですが、その辺もやっぱり瑣末なことで。

 最近仕業人をちょくちょくいじっていて思ったのですけれど、僕は表現活動においては、ずっとカウンターパンチで世間と対峙してたなあと。
 だから、自分は強烈な何かしらの表現物にカウンターを当てて、うまい具合に自分の面白い作品を発表する機会や場所を得てきた。だから、一つ一つが強くはないけれど、それらが過多な位に同時多発で、一斉に他方から流れてくる現代のこの状況は、自分にとってはどうしょうもなくやりにくいということ。いや、やりにくいのではなく、自分は時代に合っていないということなのかもしれない。そんな考えに到るほどの焦燥感。

 でも、希望はある。宇宙サービスはそう考えれば初めて、自分の力で発信して始めたバンドだったんだっけか。時代へのカウンターパンチな曲を頭の中で考えてる場合じゃない、ということがひとつわかった。そうすればいいのか、うん。

 やっぱり煮詰まると、こういう風に胸の内を書き出してみるのは大事だな。