JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

あの映像化不可能なファンタジー小説を映画化!!

 ・・・ってふれこみの映画が最近増えてますね。
 カンヌ関係のニュース見てたら、またそういう映画があるとのことで。映像化不可能だとされた、ファンタジー世界の魔法も最新の技術ではいともたやすく映像化されていますね。(※やっつけライター文体)

 ボクにとっての最高のファンタジー小説中村誠一作『幻の戦士・鈴唐毛の馬慣れ』です。筒井康隆が編集した「実験小説名作選」に収録されております。映像化も可能なんじゃないでしょうか?ジャズマンが書いた言葉の即興演奏的なSF小説です。

 「ガウ、アフーン、アガーン、ゴロゴロ」と鳴く愛馬研数院にまたがり人道の無牛が燦然と輝く雁紫色の砂漠を駆ける鈴唐毛の馬慣れと脱走と追跡のサンバが流れる、パイがやたらと飛んでくる「筒井康隆の世界」を是非、最新技術で再現して欲しいものです。

 くれぐれも言っておきますがこの小説は実在します。