JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

沈黙を守る味方も居るのよ

 いろんなところで、たびたび宇宙サービスで出演させてもらってますが、最近思うに自分たちが出るとあまりいい集客結果その他が出ないジンクスがあるような気がしています。ポカムスのシンヤさんが「タフな状況で全力疾走」と評価してくださって、そうかあ、あれってタフな状況だったんだなあとか思って。
 先日のハイコレももう、めちゃくちゃ面白かったのになあ…ボギーさんも嘆いてたし…。

 しかし打ち上げでテクマ!氏が興味深い一言を。
 「逆境に強い人はね、ここ一番に弱いんですよね」
 僕らがここ一番に呼ばれないのはそれなのかなあ?いや、あのハイコレはちゃんとここ一番だったし、全力は果たしたけれどね。

 これを○○(この中にはその日気に入らなかったものの名前が入ります)の呪いとかにせず、ここで言葉にしたことによって飛ばしちゃえと考えてこの話を公開したいと思います。
 そもそも毎回がここ一番だよ!

DJ OZMAがブログでNHKに反論
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=145384&media_id=8

 昔芸術のためという大看板をうたって無料サーバースペースに自分のフルヌード写真を掲載していた友人(当時・男性)が居た。
 当然至極削除されて、そのとき彼はそこを運営している某大手会社の社長をもじって「心が狭いのね、だから禿げるのよ」と皮肉を書いていたんだが、そこは皮肉を書くものじゃなく、まず真意だろうがなんだろうが先に平謝りだろうと思った。思春期じゃないんだから、表現の自由を守るために戦う義勇兵のつもりか?その無駄なファイティングスピリッツはきっと表現の過激性を純化させるだけだろ、なあんて思っていたら1〜2年後くらいにしでかしてしまった。表現という世界でも、社会的な対応をしなきゃいけないときにできない人間ってのはまあ一番困るといういい見本。

 ボクはこのパフォーマンスはギリギリの綱渡りっぷりが大好きで、もろ手を挙げて賛成はしたい気分はあるだけれど、同時に多分これは社会通念的には手痛いしっぺ返しを食らうだろうから、大人としては喜べない、って感想を持ちました。だから、評価は沈黙をもって答えている。
 おおっぴらに反論をしたところを見てなんだか、底が知れちゃったかなあ。ボクみたいなそんな感想を持ってた人間はみんな、冷めちゃったんじゃないんでしょうかね?

 そういえば同じようなことをした桑田圭祐は沈黙の後平謝りして、心の中でしてやったりだったのか。その後は一度も紅白に出ずに袖にすらする余裕を見せてましたね。そうありたいものです。