JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

書類作成と演劇

 図面や報告書といったポンチ絵(※実際に使われてる単語)・キャプションなどをふんだんに載せた絵図面を書く、というのを久しぶりに業務として行っている自分なのですが、ふと気が付いた。

 以前この仕事をしていたときと違って、図面の修正が苦ではなくなっているんです。

 図面の修正というのは本当に、この手のオペレーターが苦労するもので、なかには依頼した管理職の方の「よくぞそんな細かいところ」とか「それはあなたの美的センスだろがよ」的なツッコミを入れたくなる指示が飛ぶのが日常茶飯事。
 周囲の人も「あの人は指示が細かくてね…」と苦笑してたりするんですが、自分だけは苦じゃなかったり。

 そっか、これってアレだ。芝居でいう演出みたいなもんじゃないか。演出が赤いものを緑といえば絶対に従わなきゃいけない、そういう世界でやってましたからねえ。

 そしてもうひとつ共通点が。
 図面自体の出来が悪くて、矢面に立つのは演出家たる管理職や営業。役者もオペレーターも気楽だけど、身はものすごい勢いで削れていくさね・・・。