JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

スタードームフェスにて

 観に行きました。
 非常に何というか、久々に映画の日に行かなかったこと(=1000円なら元が取れてる)を後悔するような映画でしたが、だからといって出来が悪いとは思いません。

 本人を連れてきたとしか思えない一部のキャスティング(特に神山とマスクド)、「プータン」の完全再現とも言うべき奇跡の映像化、渡辺裕之など最高なのですが、惜しむらくはスタッフ自らが悪乗りして楽しんで組み上げていった部分(エクソシストとか少林寺とか)に粗が多すぎること。多分、本人たちは面白くてしょうがないんだけど「ごめん、面白そうなのはわかるけどオレにはわかんないわ」ってな人にとっては苦痛みたいな、そんな感じ?そういう内輪ネタ大暴走のシーンの完成度はやっぱきちっと上げておかないと、突っ込まれちゃうから。

 漫画を熟読し、ほとんどの台詞がそらんじられると豪語できる人には至福の時間に浸れるかもしれませんが、メカ沢関係のギャグはかなり外しまくるので注意です。

 原作と全然違うキャラになってるけれど、前田はいい味出してたなあ。

(左)トニー氏の中の人自ら「ホームランバー3本だ!」
(中)子供に大人気!松本先生
(右)ドラムとジャノメチョウ