JIMA-DON

ニシジマオさん(自称日曜音楽家)の日常と散文駄文

福岡でやる意味

 ライブやHPでやんなきゃいけないことは山積みだし、オファーが来るだけましなんだけどさ。

 最近モチベーションが大幅に下がっています。

 正直、自分のやることに先行きなんてないと自嘲しながら続けているのですけどね、正直凄くこの、不毛な行進に疲れ果てています。明かりが見えない方角ってことは知ってるけど、ひょっとしたら何かあるんじゃない?と信じたこの方向。
 未来は見えないし、そもそも福岡という場所に展望がない。

 先日ボギーさんのイベント「レコード寄席」の感想で
 「福岡でこのようなサブカルチャー文化にまったく人が集まらないのは昔からだけど、それにしても今夜があまりに素晴らしい内容だったからこそ逆にガックリ。」
 って話があって、つくづく自分のようなサブカルチャーな人間はこの町に向いてないなあと思うことしきり。
 サブカルチャーと自称しても、オタクをぬるいと一瞥しながら青林堂辺りを有難がる紋切り型のアングラ志向に染まるか、同じ志向の人間のムラ造りのほうに没頭して抜け出せなくなるか。そしてそのムラの中での立ち振る舞いばっかしに没頭する至らない人間。ムラの参加賞のメダルを貰ってニコニコするだけ。そんな人たちばっかしで、やんなっちゃう。

 自分の好きなモノを書いて、歌を歌って、絵を描いて、人を楽しませて。あたしゃそんなことしか出来ないから、そんな風に生きていこうにも自分がこういう人をもっとも楽しませたいってな人々が、あまりにも少ない。

 と、一通り毒づいたとしてもまだまだ立ち上がる。
 大耳。ラウンジサウンズ。
 少なからずやこの街にも、主流ではないにしても同士がいるのがわかっている。

 もう少し、もう少し。
 そして派遣の仕事は来なかった。鬱。